特許
J-GLOBAL ID:200903003793943622

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-124885
公開番号(公開出願番号):特開平8-318726
出願日: 1995年05月24日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 ロータリダンパのシール性を確保しつつ、その操作力を軽減させる。【構成】 回転軸73を中心に回転するロータリダンパ7は、シール材15が設けられた円板71、72を有する。ケース3の外側には段差部18、19が形成されるとともに、回転軸73と連結したレバー16、17が配置される。なお、レバー16、17は段差部18、19と常に接する突出部16a、17aを有しており、カム機構をなす。ロータリダンパ7の停止時には、カム機構によりロータリダンパ7はシール材15が設けられている方向に変位する。そのため、シール材15がケース3に密接し、シール性が確保される。一方、ロータリダンパ7の回転時には、カム機構により停止時とは逆の方向にロータリダンパ7は変位する。そのため、ケース3からシール材15は離れるので、ロータリダンパ7の操作力を軽減できる。
請求項(抜粋):
内部に空気通路を有するケースと、このケースの内部に配置され、略円筒形で、少なくとも一方の底面に開口部を有するロータリダンパと、このロータリダンパに、その軸方向に平行に設けられ、前記ロータリダンパと連結し、前記ケースに回転自在に支持される回転軸と、この回転軸を回転する駆動手段とを有し、前記ロータリダンパの開口部を有する底面と対向する開口部を前記ケースに形成し、前記回転軸を回転させることにより前記ロータリダンパを回転させ、前記ロータリダンパの開口部と前記ケースの開口部とが重なる面積を変化させることにより、通風量を調整し、前記空気通路内の通風方向を切替える空調装置において、前記底面の開口部の周囲であって前記底面の少なくとも一方の側の面に設けられるシール材と、前記ケースの、前記シール材と対向する部位に設けられた当接部と、前記ロータリダンパの停止時には、前記当接部に前記シール材が密接する位置まで、前記底面を前記ロータリダンパの軸方向に前記シール材が設けられた向きへ変位させ、前記ロータリダンパの回転時には、前記底面を、前記シール材が前記当接部に密接する位置から、前記停止時において前記底面を変位させる方向とは逆の向きへ変位させるように、前記ロータリダンパの作動状態に応じて、前記底面を前記ロータリダンパの軸方向に変位させる変位手段とを有することを特徴とする空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00
FI (3件):
B60H 1/00 102 G ,  B60H 1/00 102 H ,  B60H 1/00 102 J

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