特許
J-GLOBAL ID:200903003794404954

音声認識システムおよび音声認識制御プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-241083
公開番号(公開出願番号):特開平11-085185
出願日: 1997年09月05日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 異なる種類の複数の雑音信号が存在する音響環境において、少ない処理量で音声認識の認識率を向上させる。【解決手段】 キャンセル回路31において入力回路10で捉えた音声信号101から、入力回路21でカーオーディオ信号を捕捉したデジタル信号211 を除去し、認識回路40でHMM 法によって音声認識され認識単語S1と認識確率P1とが求められる。キャンセル回路32においても入力回路10で捉えた音声信号101 から入力回路22で捕捉した車外騒音信号のデジタル信号221 を除去し、認識回路40でHMM 法によって音声認識され、認識単語S2と認識確率P2とが求められる。キャンセル回路33でも入力回路10で捉えた音声信号101 から、入力回路23で捕捉したエンジン音信号のデジタル信号231 を除去し、認識回路40でHMM 法によって音声認識され認識シンボルS3と認識確率P3が求められる。比較回路50ではこれらの認識確率Pの中から確率の最も高い認識単語が選択される。
請求項(抜粋):
主音響を捕捉し主音響信号を出力すると共に、少なくとも2以上の雑音源からの雑音を捕捉し得る主音響信号捕捉手段を含む音声認識システムにおいて、該システムは、少なくとも2以上の雑音源からの雑音信号を除去するために少なくとも2以上の雑音信号捕捉手段と適応ノイズキャンセル手段とを含むシステムであって、該システムは、ある一つの雑音源からの雑音を捕捉し雑音捕捉信号を出力する第1の雑音信号捕捉手段と、他の雑音源からの雑音を捕捉し雑音捕捉信号を出力する第2の雑音信号捕捉手段と、前記主音響信号から前記第1の雑音信号捕捉手段で捕捉した前記雑音捕捉信号を除去し、該除去した主音響信号を出力する第1の適応ノイズキャンセル手段と、前記主音響信号から前記第2の雑音信号捕捉手段で捕捉した前記雑音捕捉信号を除去し、該除去した主音響信号を出力する第2の適応ノイズキャンセル手段と、前記第1の適応ノイズキャンセル手段の出力主音響信号を統計的音響モデルを使用して音声認識し、認識単語を求めると共にその認識の確からしさを求め、前記第2の適応ノイズキャンセル手段の出力主音響信号も前記統計的音響モデルを使用して音声認識し、認識単語を求めると共にその認識の確からしさを求め、これらの認識結果から、音声認識の確からしさが高い認識単語を認識結果として出力する音声認識手段とを含むことを特徴とする音声認識システム。
IPC (3件):
G10L 3/00 535 ,  G10L 3/00 551 ,  G10L 3/02 301
FI (3件):
G10L 3/00 535 ,  G10L 3/00 551 J ,  G10L 3/02 301 E
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-184898
  • 音声認識装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-236945   出願人:富士通テン株式会社
  • 特開平3-096999
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