特許
J-GLOBAL ID:200903003795725380

燃料電池システム及び燃料電池自動車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-176249
公開番号(公開出願番号):特開2004-022364
出願日: 2002年06月17日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】エネルギー損失を抑制すると共に,低温時の立ち上げを短時間に行うことができる燃料電池システムとこの燃料電池システムの制御方法及びこれを搭載した燃料電池自動車を提供すること。【解決手段】燃料電池10と,熱媒流路4を介して燃料電池10に接続されていると共に水素吸蔵合金を内蔵してなる水素吸蔵合金タンク2と,水素を供給可能な水素タンク3とを有する。そして,燃料電池10の温度が所定の設定温度Toよりも低い場合には,水素タンク3から水素吸蔵合金タンク2へ水素を供給して燃料電池10の暖機を行う。暖機を行うに当たっては,燃料電池10の温度Tfcと設定温度Toとの偏差ΔT及び燃料電池10の熱容量に基づいて算出される暖機熱量を,目標暖機時間Tiによって除してなる単位時間当たりの暖機熱出力Qに応じて,水素吸蔵合金タンク2へ水素を供給する印加圧Pを設定している。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料電池と, 熱交換媒体を循環させる熱媒流路を介して上記燃料電池と接続されていると共に水素吸蔵合金を内蔵してなる水素吸蔵合金タンクと, 上記燃料電池及び上記水素吸蔵合金タンクに水素を供給可能な水素タンクとを有し, 上記燃料電池による発電を開始するに際し,該燃料電池の温度Tfcが所定の設定温度Toよりも低い場合には,上記水素タンクから上記水素吸蔵合金タンクへ水素を供給し,該水素吸蔵合金タンクにおいて水素吸蔵合金に水素を吸蔵させて熱を発生させ,発生した熱を上記熱交換媒体によって上記燃料電池に伝達して該燃料電池の温度を設定温度Toまで上昇させる暖機作業を行うよう構成されており, かつ,該暖機作業において上記水素タンクから上記水素吸蔵合金タンクへ水素を供給するに当たっては,上記燃料電池の温度Tfcと設定温度Toとの偏差ΔT及び上記燃料電池の熱容量に基づいて算出される熱量であって暖機作業に必要な暖機熱量を,目標暖機時間Tiによって除してなる単位時間当たりの暖機熱出力Qに応じて,水素供給する際の絶対圧力である印加圧Pを設定するよう構成してあることを特徴とする燃料電池システム。
IPC (4件):
H01M8/04 ,  B60L11/18 ,  F17C11/00 ,  H01M8/00
FI (6件):
H01M8/04 X ,  H01M8/04 A ,  H01M8/04 J ,  B60L11/18 G ,  F17C11/00 C ,  H01M8/00 Z
Fターム (20件):
5H026AA02 ,  5H026AA06 ,  5H026CX10 ,  5H026EE08 ,  5H026HH08 ,  5H026HH09 ,  5H027AA06 ,  5H027BA14 ,  5H027KK01 ,  5H027KK41 ,  5H027MM01 ,  5H115PA11 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI18 ,  5H115PI29 ,  5H115QE01 ,  5H115SE06 ,  5H115TI10 ,  5H115TO05

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