特許
J-GLOBAL ID:200903003806190050

塩酸水溶液の電解のための改良法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-007433
公開番号(公開出願番号):特開平9-195078
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 塩酸水溶液の電解のための改良法を提供することである。【解決手段】 膜電解槽中の塩酸の水溶液より塩素を製造するための改良法は、空気または酸素富化もしくは酸素を供給されるガス拡散カソードを備えたカソード隔室と、塩素発生用の電気触媒塗膜を備えたアノードを有するアノード隔室とを含む。前記アノード隔室には、最高濃度20%と最高温度60°Cとを有し、レドクッス電位少なくとも0ボルトNHE、好ましくは、0.3〜0.6ボルトNHEを有する酸化性化合物を含有する塩酸の水溶液が供給される。適当な酸化性化合物は、濃度範囲100〜10,000ppmを占める3価の鉄である。槽のアノード隔室およびカソード隔室ならびにそれらの内部構造もチタンまたはその合金、例えば、0.2%チタン-パラジウム製である。隙間が存在するかもしれないチタン製の部分は、白金族の金属、それらの酸化物類そのまままたはそれらの混合物を基体とする保護塗膜を備えている。
請求項(抜粋):
カチオンタイプの耐蝕性イオン交換膜によって仕切られたカソード隔室とアノード隔室とを含み、カソード隔室およびアノード隔室がガス拡散カソードおよび塩素発生のための電気触媒的塗膜を備えた不活性基板製のアノードを備え、少なくともガス拡散カソードおよび膜が相互に緊密に接触し、カソード隔室がさらに酸素含有ガスを供給するための導入口と反応水を排出するための導出口とを備え、アノード隔室が電解される塩酸水溶液のための導入口と排出される塩酸溶液および生成した塩素を取り出すための導出口とを含む、少なくとも1つの電気化学槽からなる電解槽で実施される塩素を製造するための塩酸水溶液の電解法において、該方法が、アノード隔室およびカソード隔室がチタンおよびチタン合金の群より選択される同一の構成材料製である槽中で実施され、電解される塩酸の水溶液に0ボルトNHEに少なくとも等しいレドックス電位を有する酸化性化合物を添加することを特徴とする方法。
IPC (2件):
C25B 1/26 ,  C25B 9/00 319
FI (2件):
C25B 1/26 A ,  C25B 9/00 319
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 塩酸電解装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-259224   出願人:ペルメレック電極株式会社
  • コンクリート打継部用止水板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-206202   出願人:早川ゴム株式会社
  • 帯状止水板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-337454   出願人:株式会社ブリヂストン

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