特許
J-GLOBAL ID:200903003813337201

エンジンのバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-245214
公開番号(公開出願番号):特開平7-102920
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 吸気3弁式エンジンに対して、運転状態に応じて燃焼室に適切なエアの供給を行うことができるバルブタイミング制御装置を提供する。【構成】 吸気3弁式エンジンCEにおいては、低速時には第2,第3吸気弁2,3が常時閉弁され、第1吸気弁1のみが小リフト量で駆動され、第1吸気ポート4から燃焼室7に流入するエアによって強いスワールが生成され、着火性が高められる。中速時には、第1〜第3吸気弁1〜3が小リフト量で駆動され、スワールと充填効率の向上とが両立し、着火性の向上が図られるとともに中速域としては十分なエンジン出力が確保される。高速時には、第1〜第3吸気弁1〜3が大リフト量で駆動され、充填効率が大幅に高められてエンジンが高出力化される。かくして、運転状態に適したエアの供給が行われ、エンジンの各種性能が高められる。
請求項(抜粋):
1つの気筒に第1〜第3吸気弁が設けられている吸気3弁式のエンジンのバルブタイミング制御装置において、第1吸気弁を、開弁時期に第1のリフト量までリフトさせる第1のリフト特性と、開弁時期に第2のリフト量までリフトさせる第2のリフト特性のうちのいずれか一方で駆動することができる第1吸気弁駆動手段と、第2,第3吸気弁を同期して駆動する一方、両吸気弁を、夫々、常閉状態とすることができ、かつ開弁時期に夫々の第1のリフト量までリフトさせる第1のリフト特性と、開弁時期に夫々の第2のリフト量までリフトさせる第2のリフト特性のうちのいずれか一方で駆動することができる第2吸気弁駆動手段と、低速時には第2,第3吸気弁が常閉状態とされ、中速時には第1吸気弁が第1のリフト特性で駆動されるとともに第2,第3吸気弁が第1のリフト特性で駆動され、高速時には第1吸気弁と第2,第3吸気弁のうちの少なくとも一方が夫々の第2のリフト特性で駆動されかつ第2,第3吸気弁が常閉状態とされることがないように、第1,第2吸気弁駆動手段を制御する吸気弁制御手段とが設けられていることを特徴とするエンジンのバルブタイミング制御装置。
IPC (4件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 ,  F01L 13/00 302 ,  F02D 13/02

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