特許
J-GLOBAL ID:200903003814399618

有機EL素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-373537
公開番号(公開出願番号):特開2000-195662
出願日: 1998年12月28日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】有機EL素子において、捕水材で素子内の水分を効率的に捕らえてダークスポットの発生を抑える。【解決手段】基板2の上にはITOの陽極3、有機層4、陰極8がある。基板2には、ドライ雰囲気にて容器部9が接着剤10で固着される。容器部9は、枠部11と凹部12を有する。凹部12内には捕水層13がある。捕水層13は、ヒドロキシプロピルセルロース1gをブチルカルビトール10ccに予め溶解しておいた液に、酸化カルシウム粉末2gを入れて十分に攪拌し、この液体を容器部9の凹部12に注ぎ、全体に行き渡らせた後、加熱して溶剤を蒸発させ、固定成分を固着させて得る。容器部9の内面の略全面にわたる広い面積に捕水層13が設けられるので、水分の吸着面積が従来よりも大きい。捕水材全体の量も従来より多い。捕水材を固定する他の部材は必要ない。凹部12の深さは小さく、素子全体としての厚さは小さい。有害なダークスポットの発生は効果的に抑止される。
請求項(抜粋):
基板と、前記基板の内面に形成された第1の電極と、前記第1の電極の上に形成された有機層と、前記有機層の上に形成された第2の電極と、前記第2の電極の上方に配置されるとともに前記基板の内面の外周部に封着されて前記有機層を覆う封止部材とを有する有機EL素子において、捕水材を所定の厚さに固着させて成る捕水層が、前記封止部材の内面に設けられたことを特徴とする有機EL素子。
IPC (3件):
H05B 33/04 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14
FI (3件):
H05B 33/04 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14 A
Fターム (13件):
3K007AB06 ,  3K007AB13 ,  3K007AB18 ,  3K007BA06 ,  3K007BB01 ,  3K007BB05 ,  3K007CA01 ,  3K007CB01 ,  3K007DA01 ,  3K007DB03 ,  3K007EB00 ,  3K007FA01 ,  3K007FA02
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 有機EL素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-306143   出願人:パイオニア株式会社, 東北パイオニア株式会社
  • 特開昭53-050690
  • 有機EL表示装置およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-296802   出願人:トヨタ自動車株式会社
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