特許
J-GLOBAL ID:200903003816656952
トグル式パーキングブレーキ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-147396
公開番号(公開出願番号):特開2006-322563
出願日: 2005年05月19日
公開日(公表日): 2006年11月30日
要約:
【課題】 部品点数が少なく低コストで加工工程の少ないトグル式パーキングブレーキを提供する。【解決手段】 掛止部材案内部78がケーブル掛止部38の輪郭に略沿った形状でストラット72に一体的に設けられていることから、パーキングブレーキケーブル40の掛止部材42はその掛止部材案内部78に案内されることにより、ケーブル掛止部38まで導かれる。そのため、掛止部材案内部78はストラット72に一体的に設けられることから、掛止部材42を案内するための板ばねを設ける必要がなく、これを取り付けるためのリベットも無用となるので、部品点数が少なくなり、低コストで加工工程の少ないトグル式パーキングブレーキが得られる。しかも、掛止部材42のガタが抑制されるので、その振動による異音の発生が抑制されると共に摩耗が低減される利点もある。【選択図】図3
請求項(抜粋):
バッキングプレートの一面に拡開可能に配設された一対のブレーキシューと、それら一対のブレーキシューの一端部間に配設された拡開機構とを備え、
その拡開機構は、前記バッキングプレートに垂直な板状を成し且つ前記ブレーキシューの一方に係合させられる係合凹部を一端部に備えると共に、前記バッキングプレートとは反対側に向かう凹形状のケーブル掛止部を他端部に備え且つ前記ブレーキケーブルの先端部に固設された掛止部材がそのケーブル掛止部に掛け止められるレバーと、
前記バッキングプレートに垂直を成して前記レバーを板厚方向から挟む互いに平行な一対の側壁部と、それら一対の側壁部をそのレバーに対してそのバッキングプレートとは反対側に位置する端縁で相互に連結する連結部とを有し、且つ一端部において前記バッキングプレートと略平行な連結ピンを介して前記レバーの前記一端部に相対回動可能に連結されると共に、前記一対のブレーキシューの他方に係合させられる係合凹部を他端部に備えるストラットとを有し、
前記バッキングプレートの所定位置に備えられた挿通孔を通してその裏面からその一面に刺し通されたブレーキケーブルを引張ることによりその拡開機構を作動させて制動する形式の機械式ドラムブレーキ装置において、
前記ストラットのうち前記レバーの前記ケーブル掛止部よりも前記一端部側の範囲に前記連結部を設けると共に、そのストラットの前記他端部側に位置するその連結部の端部からその他端部側に向かってそのケーブル掛止部の輪郭に沿いつつ伸び且つそのケーブル掛止部との間に前記掛止部材を案内するための隙間を有する掛止部材案内部を、前記連結部と一体的に設けたことを特徴とするトグル式パーキングブレーキ。
IPC (2件):
FI (2件):
F16D65/22 Z
, F16D51/22 Z
Fターム (11件):
3J058AA03
, 3J058AA07
, 3J058AA13
, 3J058AA17
, 3J058AA23
, 3J058AA30
, 3J058AA37
, 3J058BA64
, 3J058CA22
, 3J058CA24
, 3J058FA01
引用特許: