特許
J-GLOBAL ID:200903003817308648

RNA干渉効果が高い修飾型二本鎖RNA

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 三枝 英二 ,  掛樋 悠路 ,  田中 順也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-109778
公開番号(公開出願番号):特開2008-167739
出願日: 2007年04月18日
公開日(公表日): 2008年07月24日
要約:
【課題】本発明の目的は、ヌクレアーゼ耐性が高く、優れたRNA干渉効果を奏することができる新規な二本鎖RNAを提供することである。【解決手段】標的遺伝子の発現を抑制できる修飾型二本鎖RNAとして、下記の(1)〜(4)の特徴を備えさせる:(1)前記センス鎖RNAの5’末端側が平滑末端である、(2)前記センス鎖RNAが25〜27個のヌクレオチドからなる、(3)前記センス鎖RNAの5’末端側から1〜6番目のヌクレオチドの少なくとも1つに対してのみ置換基が結合している、及び(4)前記センス鎖RNAに結合している前記置換基が、アミノアルキル基、チオアルキル基、コレステロールを有する基、ペプチドを有する基、芳香族化合物を有する基、ポリエチレングリコールを有する基、及び核酸を有する基よりなる群から選択される少なくとも1種である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
標的遺伝子中の標的配列に相補的な塩基配列からなるセンス鎖RNA、及び該センス鎖RNAに相補的な塩基配列を有するアンチセンス鎖RNAを有し、且つ前記標的遺伝子の発現を抑制できる二本鎖RNAであって、下記(1)〜(4)の特徴を備えている修飾型2本鎖RNA: (1)前記センス鎖RNAの5’末端側が平滑末端である。 (2)前記センス鎖RNAが25〜27個のヌクレオチドからなる。 (3)前記センス鎖RNAの5’末端側から1〜6番目のヌクレオチドの少なくとも1つに対してのみ置換基が結合している。 (4)前記センス鎖RNAに結合している前記置換基が、アミノアルキル基、チオアルキル基、コレステロールを有する基、ペプチドを有する基、芳香族化合物を有する基、ポリエチレングリコールを有する基、及び核酸を有する基よりなる群から選択される少なくとも1種である。
IPC (5件):
C12N 15/09 ,  A61K 31/708 ,  A61K 48/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 31/18
FI (5件):
C12N15/00 A ,  A61K31/7088 ,  A61K48/00 ,  A61P35/00 ,  A61P31/18
Fターム (19件):
4B024AA01 ,  4B024CA11 ,  4B024EA10 ,  4B024GA11 ,  4B024HA17 ,  4C084AA13 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB262 ,  4C084ZB332 ,  4C084ZC552 ,  4C086AA02 ,  4C086EA16 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086MA05 ,  4C086NA14 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZB33 ,  4C086ZC55
引用文献:
審査官引用 (4件)
  • Nat Biotechnol., 2005年, 第23巻, 222-226ページ
  • 日本化学会講演予稿集, 2006年3月13日, 第86巻, 841ページ
  • 多比良和誠 他編, 羊土社, 改訂 RNAi実験プロトコール,2004年, 18ページ
全件表示

前のページに戻る