特許
J-GLOBAL ID:200903003823482803

誘電体フィルター及びその周波数特性の調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160190
公開番号(公開出願番号):特開平6-104607
出願日: 1993年06月04日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】 誘電体基板に複数の共振器用電極が内蔵された誘電体フィルターにおいて、外部に露出して設けられた調整用電極を部分的且つ表面的にトリミングすることによって、その周波数特性の調整作業を簡便に行ない得るようにする。【構成】 誘電体基板の上面、下面にアース導体14が設けられると共に、誘電体基板内部に複数の共振器用電極と各共振器用電極を結合させる結合用電極とが内蔵された誘電体フィルター12において、共振器用電極の開放端を誘電体基板の正面側の一側面に露出させ、該開放端に調整用電極32を設ける一方、同じ側面において、調整用電極32に接触しないように、帯状アース導体34を設けて、調整用電極32と帯状アース導体34との間に容量を形成した。
請求項(抜粋):
誘電体基板に、1/4又は1/2波長のTEMモードのストリップライン型共振回路を構成するように、複数の共振器用電極が内蔵されている誘電体フィルターにして、前記共振器用電極の開放端が、前記誘電体基板の一つの側面において、外部に露出せしめられ、該開放端に、少なくとも一部が外部に露出された調整用電極が設けられている一方、前記誘電体基板の上面及び下面の略全面に亘ってアース導体が設けられ、それら上、下面のアース導体が相互に電気的に導通せしめられていると共に、前記調整用電極が設けられる前記誘電体基板の一つの側面において、前記調整用電極に接触しないように、所定幅の帯状アース導体が上下方向に延びるように設けられ、該帯状アース導体によって上、下面のアース導体が電気的に導通せしめられており、前記調整用電極とそれらアース導体との間に容量が形成されていることを特徴とする誘電体フィルター。
IPC (2件):
H01P 1/205 ,  H01P 1/203
引用特許:
審査官引用 (6件)
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