特許
J-GLOBAL ID:200903003829710832

核酸の塩基配列の変異検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-124771
公開番号(公開出願番号):特開2001-299393
出願日: 2000年04月25日
公開日(公表日): 2001年10月30日
要約:
【要約】【課題】 高価な装置を用いることなく、かつハイスループットで核酸の塩基配列の変異を検出する。【解決手段】 二重鎖核酸を含む溶液を加熱して解離させて一重鎖にし、冷却して再接合させる。二重鎖核酸がへテロ体の場合はホモ二重鎖及びヘテロ二重鎖が形成され、二重鎖核酸がホモ体の場合はホモ二重鎖のみが形成される。その溶液の温度を上昇させながら紫外線吸収を測定して熱融解曲線を取得する。その熱融解曲線は、加熱及び冷却後の二重鎖がホモ二重鎖のみである場合は1つ又は接近した2つのTm温度をもち、ホモ二重鎖とヘテロ二重鎖を含む場合は離れた2つのTm温度又はさらにそれぞれに接近した1つずつのTm温度をもつ。得られた熱融解曲線を吸光度で1次微分して変曲点、すなわちTm温度を求める。そのTm温度自体又はその数に基づいてヘテロ二重鎖の存在を検出し、引いては二重鎖核酸の塩基配列の変異を検出する。
請求項(抜粋):
核酸の塩基配列の変異を検出する方法において、試料としての二重鎖核酸を含む溶液を加熱して二重鎖核酸を解離させ、冷却して再接合させてホモ型二重鎖又はホモ型二重鎖及びヘテロ型二重鎖を形成させた後、その溶液の温度を上昇させながらその溶液の紫外線吸収を測定して熱融解曲線を取得し、その熱融解曲線に基づいて前記二重鎖核酸の塩基配列の変異の有無を判断することを特徴とする変異検出方法。
IPC (4件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/53
FI (4件):
C12Q 1/68 A ,  G01N 33/50 P ,  G01N 33/53 M ,  C12N 15/00 A
Fターム (25件):
2G045AA25 ,  2G045AA35 ,  2G045BB60 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045FA27 ,  2G045FA29 ,  2G045GC10 ,  4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA11 ,  4B024HA14 ,  4B063QA17 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QQ58 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QX02

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