特許

J-GLOBAL ID：200903003834900534

高疲労強度を有する熱間鍛造品及びその製造方法

発明者： 水野 淳 ,  越智 達朗 ,  安田 茂
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社 ,  トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 宇井 正一 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-236703
公開番号（公開出願番号）：特開平6-212347
出願日： 1993年09月22日
公開日（公表日）： 1994年08月02日
要約：

【要約】【目的】 本発明は高疲労強度を有する熱間鍛造品及びその製造方法を提供するものである。【構成】 特定のN/Ti比のTiおよびNを含有する鋼を、加熱温度1050〜1300°Cに加熱後、900°C〜加熱温度のオーステナイト再結晶温度範囲で圧下率10〜90%の鍛造を行い、直ちに20°C/秒以上の冷却速度で焼入れを行う工程と、その後400°C〜Ac1点の温度範囲で焼戻しを行う工程からなる方法で熱間鍛造焼入れ焼戻しを行うことにより、引張強度90〜130 kgf/mm2、降伏比0.93以上、疲労限度比0.52以上を有してなることを特徴とする高疲労強度を有する熱間鍛造品及びその製造方法。

請求項（抜粋）：

重量比として、C:0.10〜0.60%、Si:0.15〜2.00%、Mn:0.55〜2.00%、S:0.01〜0.07%、Al:0.010〜0.050%、P:0.035%以下、を含有し、更にTi:0.01〜0.20%、を含有し、かつN/Tiの値が0.1未満のN含有量に制限し、残部が鉄および不可避的不純物の成分からなり、引張強度90〜130 kgf/mm2 、降伏比0.93以上、疲労限度比0.52以上であることを特徴とする高疲労強度を有する熱間鍛造品。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 7/13 ,  C21D 8/00 ,  C22C 38/38