特許
J-GLOBAL ID:200903003835897286

多孔性ポリプロピレン系繊維及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289566
公開番号(公開出願番号):特開平8-144122
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 ポリプロピレン固有の結晶変態(β型結晶)を利用し、実用的な条件下で満足し得る特性を有するポリプロピレン系多孔性繊維を製造し得る新規有用な方法を提供する。【構成】 ポリプロピレン系樹脂100重量部に対しアミド系化合物を0.001〜5重量部含有してなるポリプロピレン系樹脂組成物の溶融物を溶融紡糸してβ晶を含む未延伸糸を得、次いで当該未延伸糸を20°Cから当該β晶の融点までの温度で延伸する。
請求項(抜粋):
ポリプロピレン系樹脂100重量部に対し一般式(1)又は一般式(2)で表される1種若しくは2種以上のアミド系化合物を0.001〜5重量部含有してなるポリプロピレン系樹脂組成物の溶融物を溶融紡糸してβ晶を含む未延伸糸を得、次いで当該未延伸糸を20°Cから当該β晶の融点までの温度で延伸することを特徴とする多孔性ポリプロピレン系繊維の製造方法。 R2-NHCO-R1-CONH-R3 (1)[式中、R1は炭素数1〜24の飽和若しくは不飽和の脂肪族ジカルボン酸残基、炭素数4〜28の飽和若しくは不飽和の脂環族ジカルボン酸残基又は炭素数6〜28の芳香族ジカルボン酸残基を表す。R2、R3は同一又は異なって、炭素数3〜18のシクロアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルケニル基、一般式a、一般式b、一般式c又は一般式dで示される基を表す。][式中、R4は炭素数1〜12の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基又は炭素数2〜12の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルケニル基、炭素数6〜10のシクロアルキル基又はフェニル基を表す。][式中、R5は一般式aにおけるR4と同義である。][式中、R6は炭素数1〜4の直鎖状又は分岐鎖状のアルキレン基を表す。][式中、R7は一般式cにおけるR6と同義である。] R9-CONH-R8-NHCO-R10 (2)[式中、R8は一般式(1)におけるR1と、R9は一般式(1)におけるR2と、R10は一般式(1)におけるR3と夫々同義である。]
IPC (4件):
D01F 6/46 ,  D01F 6/06 ,  C08K 5/20 ,  C08L 23/10 KEW
引用特許:
審査官引用 (4件)
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