特許
J-GLOBAL ID:200903003836440387

車両用自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-156081
公開番号(公開出願番号):特開平6-341542
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 ロックアップクラッチ24の作動に異常が発生しても、ロックアップクラッチ24の耐久性の低下が生じることのない車両用自動変速機の油圧制御装置を提供する。【構成】 変速用電子制御装置78の信号出力に反してロックアップクラッチ24のスリップ或いは係合状態が検出された場合には、第5速へのシフトアップにより係合圧PBOを発生させることによって切換弁150を通してリニヤソレノイド弁SLN の出力圧PSLN をロックアップリレー弁98の油室148へ供給することにより、ロックアップリレー弁98を解放側位置に位置させて、ロックアップクラッチ24を優先的に解放し、その耐久性の低下を防止する。
請求項(抜粋):
ロックアップクラッチを備えた車両用自動変速機において、該ロックアップクラッチの係合状態を切り換えるロックアップクラッチ制御弁と、所定の変速段においてアキュムレータの背圧を制御するためのアキュム背圧制御圧を出力するアキュム背圧制御用電磁弁と、該所定の変速ギヤ段からその他の変速ギヤ段にシフトさせられたときに切り換えられる切換弁とを備える形式の油圧制御装置であって、前記ロックアップクラッチを解放させる解放指令が出力されたにも拘わらず該ロックアップクラッチが係合側に位置している異常状態を検出するロックアップクラッチ異常状態検出手段と、前記アキュム背圧制御用電磁弁の出力圧を前記切換弁を通すことにより前記ロックアップクラッチ制御弁を解放側に切り換える油圧として用い、前記ロックアップクラッチ異常状態検出手段により前記ロックアップクラッチの異常状態が検出された場合には、前記自動変速機を前記他の変速ギヤ段にシフトさせ且つ前記アキュム背圧制御用電磁弁を作動させることにより、前記ロックアップクラッチ制御弁を前記ロックアップクラッチを解放させる側に優先的に切り換える制御手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の油圧制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/14 ,  F16H 61/12

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