特許
J-GLOBAL ID:200903003839556734

ケーブルを電気的コネクタに接続する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315300
公開番号(公開出願番号):特開平9-180787
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 マルチ同軸ケーブルを、小さな接続ピッチで整列された複数の接触子を有するコネクタに高い信頼性を保証して自動化が可能である形態で接続する方法を提供すること。【解決手段】 ケーブルの導電部材10をコネクタ72の接触子に接続する方法であって、導電部材の端部44を露出して、ツールを用いて導電部材を位置決めし、導電部材上に絶縁ストリップ20を固定する工程と、それぞれの導電部材のシールドの一部42を露出する工程と、導電ストリップ62,64,66を備えた絶縁ストリップ52を設置し、シールドの露出された部分42を導電ストリップ62に固定し、導電部材の露出された端部44を絶縁ストリップ52に固定する工程とを有する。
請求項(抜粋):
導電コアと誘電材料を介して該導電コアから分離されたシールドと外側シースとからなる複数の導電部材から構成されたケーブルを、コネクタの整列された電気的接触子に接続する方法において、それぞれの前記導電部材の端部から所定の長さにわたって前記シースおよび前記シールドを取り除く工程と、導電トラックの相対的配置に対応するように、第1のツールを使用して、それぞれの前記導電部材の端部を互いに相対的に位置決めする工程と、前記導電部材の前記シースが残された部分に少なくとも部分的に固定される第1の絶縁ストリップを使用して、位置決めされた前記導電部材を固定する工程と、前記導電部材の端部において導電コアを露出させるとともに、前記シールドを露出させるために、それぞれの前記導電部材の前記シースに少なくとも1つのウィンドウを形成する工程と、第2の絶縁ストリップ上に、該第2の絶縁ストリップの第1のエッジにおおよそ沿って延びる導電ストリップと、前記第2の絶縁ストリップのサイドエッジの近傍に配置され前記第2の絶縁ストリップの第2のエッジまで延びる2つの導電性延長部とを有して構成される導電面を形成して、接続支持体を構成する工程と、第2のツールを使用して、前記導電トラックの相対的配置に対応させて、前記導電コアの露出された端部を互いに相対的に位置決めする工程と、前記導電部材の露出され位置決めされた端部を、前記導電性延長部間において、前記導電部材の露出された端部が前記接続支持体の前記第2のエッジに実質的に沿うように位置合わせして、前記接続支持体の前記絶縁ストリップ上に固定するとともに、前記導電部材の前記シールドが露出された部分を、前記接続支持体の前記導電ストリップに電気的に接続する工程とを有することを特徴とする接続方法。

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