特許
J-GLOBAL ID:200903003840646984
多分岐コポリアミド、多分岐コポリアミドをベースとする組成物及びそれらの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-616267
公開番号(公開出願番号):特表2002-544307
出願日: 2000年05月05日
公開日(公表日): 2002年12月24日
要約:
【要約】本発明は、多分岐コポリアミド(HBPA)、その製造方法並びに添加剤として、特に熱可塑性ポリマー組成物中の溶融粘度調整剤としての使用に関する。このコポリアミドは、モノマー(I):A-R-Bf{ここで、A及びBはそれぞれ互いに反応することができる第一のタイプ及び第二のタイプの重合官能基であり、Rは炭化水素部分であり、fはモノマー1個当たりのBの総数(好ましくは2≦f≦10)である}と、モノマー(II):A’-R’-B’又は対応するラクタム(ここで、A’、B’、R’はそれぞれA、B、Rについて前記したのと同じ定義を有する)とを反応させることによって得られる。このHBPAは、0.125≦I/II≦2のようなI/IIモル比を有する。(I)又は(II)のR又はR’部分の一方は脂肪族、環状脂肪族又はアリール脂肪族である。例えばA=NH2及びB=COOH、又はA=COOH及びB=NH2、f=2、A’=NH2及びB’=COOH、又はA’=COOH及びB’=NH2である。例えばA-R-B2は5-アミノイソフタル酸又は3,5-ジアミノ安息香酸であり、A’-R’-Bはε-カプロラクタムである。本発明はまた、本発明のHBPAを添加剤として含有するポリマー組成物から得られた糸、繊維、成形部品にも関する。
請求項(抜粋):
次式(I)の少なくとも1種のモノマー:A-R-B<SB>f</SB> (I)(ここで、Aは第1のタイプの重合反応性官能基であり、 BはAと反応することができる第2のタイプの重合反応性官能基であり、 Rは随意にヘテロ原子を含む炭化水素部分であり、 fはこのモノマーからの反応性官能基Bの総数であり、2以上、好ましくは2〜10の範囲である)と次式(II)の少なくとも1種の二官能性モノマー又はその対応するラクタム:A’-R’-B’ (II)(ここで、A’、B’及びR’はそれぞれ式(I)中のA、B及びRについて前記したものと同じ定義を有する)との間の反応によって得られるタイプの多分岐コポリアミドであって、 I/IIのモル比が0.05<I/II、好ましくは0.125≦I/II≦2であること、並びにモノマー(I)又は(II)の少なくとも一方の部分R又はR’の少なくとも1つが脂肪族、環状脂肪族又はアリール脂肪族であることを特徴とする、前記多分岐コポリアミド。
Fターム (48件):
4J001DA01
, 4J001DB02
, 4J001DB06
, 4J001DC11
, 4J001DC14
, 4J001DD07
, 4J001DD09
, 4J001DD15
, 4J001DD20
, 4J001EA02
, 4J001EA06
, 4J001EA12
, 4J001EA15
, 4J001EA16
, 4J001EA17
, 4J001EA27
, 4J001EA28
, 4J001EA36
, 4J001EA37
, 4J001EA43
, 4J001EB08
, 4J001EB09
, 4J001EB10
, 4J001EB34
, 4J001EB67
, 4J001EC07
, 4J001EC08
, 4J001EC77
, 4J001EC83
, 4J001FA03
, 4J001FA06
, 4J001FB03
, 4J001FC03
, 4J001GA12
, 4J001GB03
, 4J001GC03
, 4J001GC04
, 4J001HA02
, 4J001HA03
, 4J001JA01
, 4J001JA10
, 4J001JA12
, 4J001JA20
, 4J001JB07
, 4J001JB08
, 4J001JB21
, 4J001JB42
, 4J001JC02
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (5件)
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特開平2-064128
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特開平2-064128
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特開平2-064128
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