特許

J-GLOBAL ID：200903003846684420

ゴム物品の表面処理剤

発明者： 井口 良範 ,  桑田 敏 ,  金原 敏勝
出願人/特許権者： 信越化学工業株式会社 ,  豊田合成株式会社
代理人 (1件)： 山本 亮一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-317998
公開番号（公開出願番号）：特開平7-233351
出願日： 1994年12月21日
公開日（公表日）： 1995年09月05日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 本発明はゴム物品表面に優れた耐摩耗性、表面平滑性を与えるゴム物品の表面処理剤の提供を目的とするものである。【構成】 本発明によるゴム物品の表面処理剤は、1)第1成分としての非流動性の分枝状シリコーンの水性乳濁液、2)第2成分としてのエポキシ基含有ジアルコキシシランの加水分解縮合物の水性乳濁液、3)第3成分としてのアミノアルキル基含有ジアルコキシシランの加水分解縮合物、4)第4成分としてのシリコーンゴム粒状物の水性乳濁液、の4成分を混合してなることを特徴とするものである。

請求項（抜粋）：

1)第1成分としての一般式 R12SiO2/2とR1SiO3/2(ここにR1 は炭素数1〜20の1価炭化水素基)を構成単位としてなる、25°Cにおける粘度が 100万cp以上の非流動性の分枝状シリコーンの水性乳濁液、2)第2成分としての一般式 R2SiR3(OR4)2 (ここにR2 はエポキシ基含有の炭素数5〜20の1価の有機基、R3 、R4 は炭素数1〜6の1価炭化水素基)で示されるジアルコキシシランの加水分解縮合物の水性乳濁液、3)第3成分としての一般式 R5R6N(CH2)a[NR7(CH2)b]cSiR8(OR9)2(ここにR5、R6 、R7 は各々水素原子または炭素数1〜6の1価炭化水素基、R8 、R9は各々炭素数1〜6の1価炭化水素基、a、b、cは1≦a≦6、1≦b≦6、0≦c≦3)で示されるジアルコキシシランの加水分解縮合物、4)第4成分としてのシリコーンゴム粒状物の水性乳濁液、の4成分を混合してなり、第1成分の非流動性の分枝状シリコーン、第2成分のエポキシ基含有ジアルコキシシランの加水分解縮合物、第3成分のアミノアルキル基含有ジアルコキシシランの加水分解縮合物、第4成分のシリコーンゴム粒状物を各成分の有効成分とすると、第1〜第4成分の有効成分重量が第1成分/第2成分/第3成分/第4成分=10〜90重量%/1〜50重量%/1〜50重量%/1〜70重量%であることを特徴とするゴム物品の表面処理剤。

IPC (5件)：

C09D183/04 PMS ,  C08J 7/04 CEQ ,  C08L 83/04 LRZ ,  C08L 83/06 ,  C08L 83/08