特許
J-GLOBAL ID:200903003847158837

α相の銅フタロシアニン顔料調製物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-146439
公開番号(公開出願番号):特開平6-073300
出願日: 1993年06月17日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【構成】 専らβ相の状態で存在する銅フタロシアニン顔料を攪拌式ボールミル中で水性の好ましくは中性乃至アルカリ性の媒体中で高エネルギー密度で最初に湿式粉砕し、そして次に得られる粉砕基材懸濁物を直接的にまたは、中間体を単離する場合には、その中間体を不活性液中に取った後に、好ましくは有機溶剤の存在下に高温で慣用の仕上げ処理に委ね、式(I)の顔料分散剤を有利な実施形態においては湿式微粉砕の前または間に、仕上げ処理の間または後にまたは上記の両方の処理段階に添加する。【効果】 α相状態の銅フタロシアニン顔料および顔料調製物がβ相の銅フタロシアニン粗顔料から環境を汚染せず且つ経済的に製造される。
請求項(抜粋):
α相の銅フタロシアニン顔料またはα相の銅フタロシアニン顔料を基礎とする顔料調製物を製造する方法において、a)専らβ相の状態で存在する銅フタロシアニン顔料を攪拌式ボールミル中で水性媒体中で最初に湿式粉砕し、その際にボールミルは、相変換条件のもとで1mmより小さい直径の粉砕媒介物に曝しながら1リットルの粉砕用空間当たり2.5kWより大きい出力密度および12m/秒より早い攪拌機の周速で運転され、次いでb)a)によって得られる予備顔料組成物を、b1)そうして得られる粉砕基材懸濁物の状態でかまたはb2)a)によって得られる粉砕基材懸濁物に有機溶剤を添加した後にかまたはb3)予備顔料中間体または予備顔料組成物中間体を単離する場合には、それを不活性有機媒体中に最初に取った後に、高温のもとで仕上げ処理しそしてc)次いで、得られる顔料または顔料調製物を単離することを特徴とする、上記方法。
IPC (4件):
C09B 67/20 ,  C09B 67/04 ,  C09B 67/10 ,  C09B 67/50

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