特許
J-GLOBAL ID:200903003847449599

蛍光分光光度計における励起スペクトル補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 喜多 俊文 ,  江口 裕之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-120799
公開番号(公開出願番号):特開2006-300632
出願日: 2005年04月19日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】広い波長範囲において使用可能であり、しかも励起分光器の波長可変範囲と蛍光分光器の波長可変範囲が大きく異なっている蛍光分光光度計に適用できるスペクトル補正方法を提供する。【解決手段】蛍光分光光度計Aの励起分光器2の波長範囲を包含する波長範囲を有する分光器15を中心に構成した分光モニターBと、波長強度特性が既知のタングステン標準ランプCを用いて、まずタングステン標準ランプCのスペクトルで分光モニターBの波長特性を求め、次に、励起分光器2からの光を分光モニターBで測定しながら、両者を同期スキャンし、得られたスペクトルを用いて、励起系の波長特性を求める。最後に、タングステン標準ランプCのスペクトルを蛍光分光器7で測定することにより、蛍光系の波長特性を求める。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
蛍光分光光度計の励起分光器の波長可変範囲を包含する波長可変範囲を有する分光器と該分光器の出力を検出する検出器と該分光器に入射光を導入する手段とによって構成される分光モニターに、既知の波長強度特性を有する標準光源の出力光を導入し、前記分光モニターの波長を走査して得られる第1のスペクトルを測定する工程と、前記蛍光分光光度計の励起分光器の出力光を前記分光モニターに導入し、前記励起分光器の波長と前記分光モニターの分光器の波長を互いに等しく保ちながら、同時に波長走査して得られる第2のスペクトルを測定する工程と、前記標準光源の出力光を前記蛍光分光光度計の蛍光分光器に導入し、前記蛍光分光器の波長を走査して得られる第3のスペクトルを測定する工程と、前記第1、第2、第3のスペクトルと前記標準光源の既知の波長強度特性を用いて前記蛍光分光光度計の励起系の波長特性および前記蛍光分光光度計の蛍光系の波長特性を計算によって求める工程と、前記励起系の波長特性および蛍光系の波長特性を用いて励起スペクトルおよび蛍光スペクトルの補正を行う工程からなることを特徴とする蛍光分光光度計のスペクトル補正方法。
IPC (3件):
G01J 3/443 ,  G01J 3/02 ,  G01N 21/64
FI (3件):
G01J3/443 ,  G01J3/02 C ,  G01N21/64 Z
Fターム (17件):
2G020CA01 ,  2G020CB25 ,  2G020CB42 ,  2G020CB43 ,  2G020CC01 ,  2G020CD03 ,  2G020CD14 ,  2G020CD22 ,  2G020CD38 ,  2G043AA01 ,  2G043EA01 ,  2G043GA01 ,  2G043GA06 ,  2G043GB21 ,  2G043JA01 ,  2G043LA01 ,  2G043NA13
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-015418

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