特許
J-GLOBAL ID:200903003860118143

小型X線源を用いた治療装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-197102
公開番号(公開出願番号):特開平9-024110
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】小型のX線発生源を患者体内に挿入して腫瘍等の放射線治療を行う小型X線源を用いた治療装置において、小さな腫瘍だけでなく、比較的大きな腫瘍についても治療可能とする。【構成】本発明の装置は、電子発生源,電子線の加速集束系,挿入細管,挿入細管先端に設置したX線発生部から成るX線管と、X線管に電力を供給する電源、電源と電源接続部とを接続するソケット接続部、及びソケットを接続したときX線管を覆う電源接続部とから成る。なお、電源ひとつに対して、X線管は複数接続される。さらに、挿入細管の長さはそれぞれのX線管により異なる。【効果】本発明によれば、治療対象となる腫瘍の大きさに応じて、患者に挿入する小型X線源の本数を変更でき、また複数本を同時に用いても隣接する小型X線源が干渉しあうことなく挿入できる。このため、小さな腫瘍だけでなく、比較的大きな腫瘍に対しても治療が可能となる。
請求項(抜粋):
電子発生源と、該電子発生源で発生した電子ビームを高電圧に加速し集束する電子加速集束部と、集束された電子ビームを導くと共に被検体に挿入される部分となる挿入細管と、該挿入細管の先端に設けられ前記集束された電子ビームの衝突によりX線を発生させるX線発生部とを有するX線管と、該X線管に電力を供給する電源とから構成される小型X線源を用いた治療装置において、前記X線管と前記電源とを分離する手段と、複数個のX線管を同時に治療に使用できるように配設する手段とを具備することを特徴とする小型X線源を用いた治療装置。
IPC (2件):
A61N 5/10 ,  H01J 35/32
FI (2件):
A61N 5/10 C ,  H01J 35/32

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