特許
J-GLOBAL ID:200903003861710615
多層ブロー成形品
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
成瀬 勝夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-001379
公開番号(公開出願番号):特開平7-205264
出願日: 1994年01月11日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 製品の通常の使用状態では分離することなく強固に固着し、しかも、多層化された成形品が有する利点を損なうことなく、リサイクル・再生利用の際には樹脂種が異なる各層及び/又は周方向の各領域ごとに容易に分離することができる多層ブロー成形品を提供する。【構成】 周壁複層領域がその内側から外側に向けて概略凸形に突出した凸形湾曲部分R1ではより外側の層をより内側の層より収縮率の大きい樹脂で形成し、また、この周壁複層領域がその内側から外側に向けて概略凹形に窪んだ凹形湾曲部分R2ではより外側の層をより内側の層より収縮率の小さい樹脂で形成し、上記周壁複層領域の各層及び/又は周方向の各領域を形成する樹脂相互間の収縮率の差による締め付け力で成形品全体の各層間が嵌め合い状態に固定されている多層ブロー成形品である。
請求項(抜粋):
中空成形品の周壁にはその横断面周方向に沿って樹脂種、層数及び層厚の何れか1以上が異なる複数の領域を有する多層ブロー成形品であって、この中空成形品が収縮率の異なる複数種類の熱可塑性樹脂で形成されており、複数の層で構成された中空成形品の周壁複層領域において、この周壁複層領域がその内側から外側に向けて概略凸形に突出した凸形湾曲部分ではより外側の層をより内側の層より収縮率の大きい樹脂で形成し、また、この周壁複層領域がその内側から外側に向けて概略凹形に窪んだ凹形湾曲部分ではより外側の層をより内側の層より収縮率の小さい樹脂で形成し、上記周壁複層領域の各層及び/又は周方向の各領域を形成する樹脂相互間の収縮率の差による締め付け力で成形品全体の各層間が嵌め合い状態に固定されていることを特徴とする多層ブロー成形品。
IPC (6件):
B29C 49/22
, B32B 27/08
, B60R 19/02
, B29K105:06
, B29L 9:00
, B29L 31:30
引用特許:
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