特許
J-GLOBAL ID:200903003866415140
ポジトロンCT装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-172420
公開番号(公開出願番号):特開平10-020039
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 生体試料の「乗物酔い」状態などの生理変化を正確に測定し、しかも、その生理状態の変化の過程をも測定できるポジトロンCT装置を提供する。【解決手段】 測定台揺動部121は、測定台120に置かれた測定対象物100をスライス面内で偏心回転させる。断層データ処理部141および同時計数部142は、リング111の光子検出器Dが検出した光子のうち、電子・陽電子対消滅に伴って発生した光子対を弁別し、アドレス変換部143は、角度データ処理部124から出力された測定対象物100の変位に基づく補償量を考慮して、投影データ蓄積部144に累積加算すべき番地を求め、投影データ蓄積部144は投影データを蓄積する。そして、この投影データに基づいて、感度・吸収補正部145は、感度補正および吸収補正を行い、画像再構成部146は、電子・陽電子対消滅発生分布画像を再構成し、画像表示部147は、その画像を表示する。
請求項(抜粋):
入射した光子のエネルギに応じた光子検出信号をそれぞれ出力する複数の光子検出器が測定空間を囲んで所定軸の周囲に配列されたリングと、前記測定空間に置かれた測定対象物を揺動する揺動手段と、前記光子検出信号に基づいて、前記測定空間における電子・陽電子対消滅によって発生した光子対をエネルギ弁別して、前記光子対のそれぞれの光子を検出した光子検出器対を示す検出器識別信号を出力する光子対弁別手段と、前記検出器識別信号が示す光子検出器対を互いに結ぶ直線について、前記測定空間に設定された極座標で表現された座標値を出力するアドレス変換手段と、前記座標値に対応する番地に所定の累積加算データを累積加算することにより投影データを蓄積する投影データ蓄積手段と、前記投影データ蓄積手段により蓄積された前記投影データに基づいて、前記測定空間における電子・陽電子対消滅の発生頻度の空間分布を算出し画像再構成を行なう画像再構成手段と、を備えることを特徴とするポジトロンCT装置。
引用特許: