特許
J-GLOBAL ID:200903003872333562

ワイヤラインユニットのセット確認装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 栄一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-338882
公開番号(公開出願番号):特開平10-159477
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 従来ボーリング機でコアを採取するために用いられたワイヤラインユニットは、コアインナチューブアセンブリが、定位置にセットされたのを確認する手段として、セットされた場合、逆止弁が開くよう構成されていたので、作業中掘削水圧を高くする必要があり、かつ装置もその分長くなり不都合であった。【解決手段】 アウタチューブアセンブリ10のドリルロッド50に接続されるガイドカップリング11の途中の内壁に第1の凹陥部11aを、ドリルロッド50との継目の内壁に第2の凹陥部11bを配設し、コアインナチューブアセンブリ30が定位置にセットされて、そのラッチ31bが第1の凹陥部11aに係合した時に、スピア31aに近接して配設されたピストン31dが第2の凹陥部11bに遊嵌し、その隙間を通り掘削水が先端へ流れる構造である。また、本発明では、コアインナチューブアセンブリ30の代わりに、先端に全断面掘削用のインナビットを有するノンコアインナチューブアセンブリを挿入し、コアを採取せずに全断面を削孔することもできる。
請求項(抜粋):
途中の内壁に第1の凹陥部が形成されたガイドカップリングにアウタロッドが接続され、その先端にリング状のコアビットが装着されたアウタチューブアセンブリと、これに挿入され、基端にオーバーショットが係脱するスピア及び途中に前記第1の凹陥部に係脱するラッチを有するコアバレルヘッドにベアリングケースを介してインナチューブが接続され、その先端にインナリングが装着されたコアインナチューブアセンブリとを具備したワイヤラインユニットにおいて、前記コアバレルヘッドのスピアに近接した位置には、ドリルロッドの内壁に密接して摺動するピストンが装着され、前記ガイドカップリングの基端内壁のドリルロッドとの接続部には、前記コアインナチューブアセンブリがアウタチューブアセンブリの定位置にセットされた場合、前記ピストンが隙間を有して遊嵌し、この隙間を通り掘削水が先端迄流通する第2の凹陥部が形成されていることを特徴とするワイヤラインユニットのセット確認装置。
IPC (2件):
E21B 25/00 ,  E02D 1/04
FI (2件):
E21B 25/00 ,  E02D 1/04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭54-017302

前のページに戻る