撥液膜

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (2件)：増田達哉 , 朝比一夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-268945
公開番号（公開出願番号）：特開2006-082363
出願日： 2004年09月15日
公開日（公表日）： 2006年03月30日
要約：

【課題】撥液性および耐久性に優れる撥液膜を提供すること。【解決手段】本発明の撥液膜は、基材の表面に、少なくとも表面付近がフッ素原子とシリコン原子とを含む化合物を主材料として構成される撥液性粒子を用いて形成されるものであり、この撥液性粒子は、その表面をX線光電子分光分析法で測定したとき、得られたスペクトルにおいて、92〜110eVの範囲で、かつ、87eVでの値と115eVでの値とを結ぶ第1のベースラインより上の範囲の面積をXとし、680〜695eVの範囲で、かつ、675eVでの値と700eVでの値とを結ぶ第2のベースラインより上の範囲の面積をYとしたとき、Y/Xが1/50〜1なる関係を満足するものである。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

基材の表面に、少なくとも表面付近がフッ素原子とシリコン原子とを含む化合物を主材料として構成される撥液性粒子を用いて形成された撥液膜であって、前記撥液性粒子は、その表面をX線光電子分光分析法で測定したとき、得られたスペクトルにおいて、92〜110eVの範囲で、かつ、87eVでの値と115eVでの値とを結ぶ第1のベースラインより上の範囲の面積をXとし、680〜695eVの範囲で、かつ、675eVでの値と700eVでの値とを結ぶ第2のベースラインより上の範囲の面積をYとしたとき、Y/Xが1/50〜1なる関係を満足するものであることを特徴とする撥液膜。

IPC (6件)：

B32B 7/02 , C09D 7/12 , C09D 201/00 , C09K 3/18 , C25D 15/02 , B41J 2/135

FI (6件)：

B32B7/02 , C09D7/12 , C09D201/00 , C09K3/18 101 , C25D15/02 J , B41J3/04 103N

Fターム (33件)：

2C057AF65 , 2C057AF93 , 2C057AG07 , 2C057AG12 , 2C057AN01 , 2C057AP02 , 2C057AP13 , 2C057AP52 , 2C057AP55 , 2C057AP57 , 2C057AP58 , 2C057AP60 , 2C057BA04 , 2C057BA14 , 4F100AA17A , 4F100AB01A , 4F100AK01A , 4F100AK17B , 4F100AK52A , 4F100AK52B , 4F100AT00A , 4F100BA02 , 4F100DE01B , 4F100EH662 , 4F100EH712 , 4F100EJ812 , 4F100JD20B , 4H020BA36 , 4J038CD091 , 4J038DL001 , 4J038KA15 , 4J038KA20 , 4J038NA07

引用特許：

出願人引用 (1件)

撥水性含フッ素樹脂表面を有する物品の製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-266125 出願人：三井・デュポンフロロケミカル株式会社

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