特許
J-GLOBAL ID:200903003877750978

被覆超硬合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-286827
公開番号(公開出願番号):特開平11-124672
出願日: 1997年10月20日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 優れた耐剥離性、耐摩耗性および耐クレーター性と優れた破壊強度とを有し、切削工具に適した被覆超硬合金を提供する。【解決手段】 超硬合金の基材表面に形成されたセラミックス被覆層は内層および外層を有している。内層に含まれる炭窒化チタン層の(311)面の配向性指数TC(311)が他の配向性指数に比べて最も大きく、かつこの配向性指数TC(311)の値が1.5以上3以下である。そして外層に含まれる酸化アルミニウム層の結晶構造はα型を有し、この酸化アルミニウム層の(104)面と(116)面との各配向性指数TCa(104)とTCa(116)とが各々1.3以上である。
請求項(抜粋):
炭化タングステンを主成分とし、IVa、Va、VIa族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物の少なくとも1種を含む硬質相とCoを主成分とする結合相とからなる超硬合金の基材と、前記基材表面に形成された内層および外層を有するセラミックス被覆層とを備え、前記内層は炭窒化チタン層を有する多層構造からなり、前記炭窒化チタン層において、以下の式で表わされる(311)面の配向性指数TC(311)が他の面の配向性指数に比較して最も大きく、かつ前記配向性指数TC(311)の値が1.5以上3以下であり、前記外層は少なくとも酸化アルミニウム層を有し、前記酸化アルミニウム層の結晶構造がα型を有し、前記酸化アルミニウム層において、以下の式で表わされる(104)面と(116)面との各配向性指数TCa(104)とTCa(116)とが、各々1.3以上であることを特徴とする、被覆超硬合金。【数1】【数2】
IPC (4件):
C23C 16/36 ,  B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C23C 16/40
FI (4件):
C23C 16/36 ,  B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C23C 16/40

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