特許
J-GLOBAL ID:200903003884463526

定着ローラ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-122348
公開番号(公開出願番号):特開平9-288437
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 結晶化熱を放出する発熱層を芯金・保護層間に設けた定着ローラにおいて、トナー定着時の外周面温度ムラを防止する。【解決手段】 液化した発熱層の流動を防止するための堰堤状凸部11を、外径研削上がりのアルミニウム芯金1の表面に形成した。そのために芯金表面をサンドペーパで軸方向に擦って粗し、Rmaxを50μmとした。膜厚100μmのPETシートを上記芯金の表面に巻きつけ、さらにその上に導電性PFA樹脂の熱収縮性チューブを被せた。このローラを加熱炉にセットし、炉内を減圧しながらPETの融点より高く、PFAの融点より低い温度に加熱し、その後炉内に冷却ガスを注入して急冷却し、定着ローラとした。この定着ローラでは、発熱層2が溶融・固化後のPETにより形成され、離型層を兼ねた保護層3がPFAチューブにより形成されている。
請求項(抜粋):
芯金と保護層との中間に、結晶質と非晶質との間で相転移が可能な相転移物質からなる発熱層が封止して設けられ、加熱による相転移物質の相転移の際に発生する熱により外周面の温度上昇が促進されるように構成された定着ローラにおいて、芯金の外周面側に、かつ芯金の周方向に複数の凸部が設けられていることを特徴とする定着ローラ。
IPC (3件):
G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 102 ,  H05B 3/00 335
FI (3件):
G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 102 ,  H05B 3/00 335
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 定着ローラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-286846   出願人:株式会社リコー
  • 特開平2-068582

前のページに戻る