特許
J-GLOBAL ID:200903003889016153

焼結鉱の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-053247
公開番号(公開出願番号):特開平5-195092
出願日: 1991年02月26日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、焼結体製造工程における焼けむらの防止技術を提供する。【構成】焼結機の給鉱側3分の1に相当する焼結層の通気度を測定する。この通気度に原料の溶融性指数を乗じ、コークス換算した固体燃料配合率で除したときの商を求める。この商が一定値(1.9)以上となるように操業条件を調整することにより、焼結工程での焼けむらを防止することができる。
請求項(抜粋):
焼結鉱の製造工程において、焼結機の点火炉から排鉱部方向へ全焼結機長の3分の1の距離にわたる範囲内で(2)式に定義する焼結層の通気度K0を測定し、該通気度と原料条件に合わせて予め設定しておいた溶融性指数Fとの積を(3)式で定義するコークス換算した固体燃料配合率Cで除したときの商を求め、該計算結果が1.9以上となるように操業条件を調整することを特徴とする焼結鉱の製造方法。 K0・F/C≧1.9 (1) K0=(1-X)・U・(H/dP)0.6 (2) C=C0+(H1/H0)・C1+(H2/H0)・C2+・・・ +(Hi/H0)・Ci+・・・+(Hn/H0)・Cn (3)K0:焼結層の通気度(標準状態立方メートル/平方メートル/分)F:溶融性指数C:原料中の固体燃料配合率(コークス換算パーセント)X:通気度測定箇所の漏風率U:吸引する空気の平均空塔速度(標準状態立方メートル/平方メートル/分)H:焼結層の層高(mm)dP:吸引負圧(mm水柱)C0:コークス配合率(パーセント)H0:コークスの燃焼熱(kcal/kg)Ci:i種の固体燃料配合率(パーセント) [i=1からn]Hi:i種の固体燃料の燃焼熱(kcal/kg) [i=1からn]
IPC (2件):
C22B 1/20 ,  C22B 1/214

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