特許
J-GLOBAL ID:200903003891894176

加速スリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065050
公開番号(公開出願番号):特開平5-263674
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は自動変速機を備えた車両の加速時における駆動輪のスリップを抑えるよう、駆動力を適切に制御する加速スリップ制御装置に関し、旋回時の制御性の向上を目的とする。【構成】 推定車体速に目標スリップ比を乗算して駆動輪の目標車輪速を算出する(ステップ101〜103)。スリップ時は車体の加速度Gtotal の値を最大車体加速度Gmax とする(ステップ104〜112)。そして、この最大車体加速度Gmax に横加速度Gy を減算して得た前後方向の最大加速度Gxlimitからトルクコンバータの目標トルクを算出する(ステップ114〜118)。このトルクコンバータの目標トルクと駆動輪の目標車輪速とから目標エンジン回転数を算出し(ステップ119,120)、この目標エンジン回転数と実回転数が一致するように、スロットル開度を制御する(ステップ121〜129)。
請求項(抜粋):
自動変速機を備えるエンジンが搭載された車両の駆動輪の目標車輪速を算出する目標車輪速算出手段と、前記自動変速機内のトルクコンバータの、駆動輪のスリップを生じない出力目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、前記車両の旋回走行時に前記目標トルク算出手段により算出された目標トルクを減少する目標トルク減少手段と、前記目標車輪速と前記目標トルク減少手段よりの目標トルクとに基づき、目標エンジン回転数を算出する目標エンジン回転数算出手段と、現在のエンジン回転数が、算出された前記目標エンジン回転数となるようにエンジンの駆動力を制御する制御手段とを有することを特徴とする加速スリップ制御装置。
IPC (3件):
F02D 29/02 311 ,  F02D 41/14 320 ,  F02D 45/00 322

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