特許
J-GLOBAL ID:200903003896364841
フェーズドアレーレーダ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250395
公開番号(公開出願番号):特開平11-094925
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 アレーアンテナのグレーティングローブが発生してもこれを主ビームと識別除外し、誤探知、誤追尾等の不具合を回避できるフェーズドアレーレーダ装置を得ること。【解決手段】 アレーアンテナ開口面2上に基準アンテナ13を設け、これによる受信信号とアレーアンテナによる受信信号の振幅、位相を比較する機能を設けた。
請求項(抜粋):
各々に移相器が接続された複数個の素子アンテナからなるアンテナ開口面、上記素子アンテナの励振位相を制御する移相器、この移相器を介してアンテナ開口面への送信電力の分配供給及びアンテナ開口面で受信された信号の合成を行う電力合成分配回路を備え、空間への信号放射と空間からの信号受信を行うフェーズドアレーアンテナと、上記フェーズドアレーアンテナに供給される送信信号を発生する送信機と、上記送信機からの送信信号と上記フェーズドアレーアンテナでの受信信号の分離を行うサーキュレータと、上記フェーズドアレーアンテナでの受信信号を増幅し更に中間周波数信号に変換するフロントエンドと、上記フロントエンドから送出される中間周波数信号の受信処理と上記フロントエンドで周波数変換を行うのに必要なローカル信号の送信及び送信信号のRF原信号の生成と上記送信機への送出を行う励振受信機と、上記励振受信機で受信処理された受信信号を受けてのレーダ信号処理、フェーズドアレーアンテナでのビームマネージメント等を行う信号処理器と、上記信号処理器からの指令を受けてフェーズドアレーアンテナのビーム走査演算を行い移相器に対し制御信号を送出する制御器とから成り、送受信アンテナビームを電子的に走査するフェーズドアレーレーダ装置において、アンテナ開口面内に素子アンテナを配列の行数及び列数が偶数となるように並べ、更にアンテナ開口面中央に設けられた単一の基準アンテナと、フェーズドアレーアンテナ合成信号出力部に設けられた方向性結合器、上記基準アンテナでの受信信号と上記方向性結合器によるアレーアンテナでの受信信号の分岐出力信号とが所定の位相差を持つように調整する可変移相器と、並びに上記基準アンテナでの受信信号とアレーアンテナでの受信信号の分岐出力信号が入力されることにより両者の位相を比較する信号比較回路と、上記信号比較回路での両信号の位相比較結果からアレーアンテナでの受信信号がアレーアンテナの主ビーム方向から到来したものか、グレーティングローブ方向から到来したものかを判定することができるような手段とを具備したことを特徴とするフェーズドアレーレーダ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01S 7/02 F
, G01S 7/40 C
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