特許
J-GLOBAL ID:200903003908582319

半田付け用加熱炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 広志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-186987
公開番号(公開出願番号):特開平5-013949
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【構成】 出口通路33に窒素ガスを吹き出させ、その一部を出口から流出させると共に、残りを加熱室13および入口通路31に流通させ入口から流出させることにより、炉内を窒素ガス雰囲気に保つ。さらに炉内の酸素濃度を制御するため、酸素濃度計51と、流量調節器53と、制御装置55を設ける。【効果】 炉内をシャッターで仕切る必要がなくなり、一連続のコンベアで回路基板を搬送できる。加熱炉の構造が簡単になり、設備費が安価になる。出口通路に大量の不活性ガスが吹き込まれるため回路基板の冷却効率が高まる。炉内の酸素濃度をほぼ一定に保つことができる。酸素濃度が安定するまでの待ち時間が短くて済む。
請求項(抜粋):
電子部品を搭載した回路基板を加熱して両者を半田付けするヒーターを備えた加熱室と、加熱室に電子部品を搭載した回路基板を導入する入口通路と、電子部品を半田付けした回路基板を冷却して外部に導出する出口通路とを備え、出口通路に不活性ガス供給ノズルを設置して、そのノズルから不活性ガスを吹き出させ、その一部を出口から流出させると共に、残りを加熱室および入口通路に流通させて入口から流出させることにより、炉内を大気圧より高い圧力の不活性ガス雰囲気に保持し、さらに炉内雰囲気の酸素濃度を制御するため、加熱室または入口通路内の雰囲気の酸素濃度を検出する酸素濃度計と、不活性ガス供給ノズルに供給する不活性ガスの流量を調節する流量調節器と、酸素濃度計で検出した酸素濃度に応じて流量調節器を制御する制御装置とを備えていることを特徴とする半田付け用加熱炉。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-008564
  • 特開昭64-071571
  • 特開平3-101296

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