特許
J-GLOBAL ID:200903003917372785

回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182476
公開番号(公開出願番号):特開平6-033957
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、保持器に回転抵抗を与えて係合子の作動方向を切換える回転伝達装置において、保持器と係合子の構造の簡略化を図り、製造コストを低減させる。【構成】 外輪1と内方部材2の対向面に、楔形空間を形成する円筒面6とカム面7を形成し、その対向面間に設けた保持器8のポケットに、係合子としてのローラ12と、そのローラ12を中立位置に保持するバネを組込む。保持器8と内方部材2の間に、保持器に回転力を与える捩りコイルバネ17を取付け、保持器8の端部に、一方向クラッチ18を介して回転抵抗付与手段22を連結する。
請求項(抜粋):
外輪とそれに嵌合する内方部材の対向面の一方に円筒面を、他方に、その円筒面との間で楔形空間を形成する複数のカム面を形成し、上記外輪と内方部材の対向面間に設けた保持器のポケットに、外輪と内方部材の相対回転によって上記円筒面と各カム面の間に係合するローラを組込み、上記保持器と外輪又は内方部材とを回転方向すき間を介して共回り可能に連結し、上記保持器とそれが連結する外輪又は内方部材との間に回転差を生じさせる回転抵抗発生手段を設け、保持器が連結する外輪又は内方部材の一方向の回転に対して保持器と回転抵抗発生手段との連結を切り離す一方向クラッチを設け、上記保持器に、一方向クラッチが切り離し作動する回転方向とは逆方向に保持器を付勢する弾性部材を連結し、上記保持器に対して弾性部材による回転抵抗を上記回転抵抗発生手段の回転抵抗よりも小さく設定した回転伝達装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-275715   出願人:エヌテイエヌ株式会社

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