特許
J-GLOBAL ID:200903003918732467
溶融炭酸塩型燃料電池発電システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-000428
公開番号(公開出願番号):特開平10-199556
出願日: 1997年01月06日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池の作動温度を常に最適温度に保持し、且つリサイクルブロアを有するカソードガスリサイクルラインを省略してシステムのプラント効率の向上並びにシステムの小型簡素化を図ることが可能な溶融炭酸塩型燃料電池発電システムを提供する。【解決手段】 燃料電池1の空気供給源である圧縮機9からカソード極1aに至る空気供給ライン18aに、このライン18a内の空気温度を上昇させる加熱手段17を設置する。
請求項(抜粋):
溶融炭酸塩を電解質とする燃料電池と、燃料を改質する改質器と、燃料供給源と、空気供給源とが備えられ、前記改質器には、水素を生成する反応部と、この反応部を加熱して燃焼排ガスを排出する燃焼部とが設けられ、前記燃料電池には、前記燃料供給源から燃料を取込みアノード排ガスを排出するアノード極と、前記空気供給源から空気を取込みカソード排ガスを排出するカソード極とが設けられ、前記カソード極には前記カソード排ガスの排熱を利用して蒸気を発生させる排熱回収ボイラーが接続され、さらに、前記反応部で生成した水素を前記アノード極に供給する燃料供給ラインと、前記アノード極が排出するアノード排ガスを前記燃焼部に供給するアノード排ガス供給ラインと、前記空気供給源からの空気を前記カソード極に供給する空気供給ラインとが配設された溶融炭酸塩型燃料電池発電システムにおいて、前記空気供給ラインに、空気温度を上昇させる加熱手段が設置されたことを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池発電システム。
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