特許
J-GLOBAL ID:200903003924812324
画像表示装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-131788
公開番号(公開出願番号):特開平6-348787
出願日: 1993年06月02日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は計算機援用設計・計算機による各種シミュレーション分野における計算機内物体モデルを可視化する画像表示装置に関し、多数の調度品や照明器具を含む複数の部屋からなるシーンを高速で効率良く3次元表示することを目的とする。【構成】 複数の折れ線に囲まれた閉領域を検出し部屋として登録する部屋登録部12と、線分分割部13で分割された小線分の周囲に壁厚を用いた矩形領域を生成する矩形領域生成部17と、壁、床及び天井からなる躯体の形状を保存する躯体形状保存部22と、調度品や照明器具からなる部品の形状と光源の配光特性を保存する部品データ保存部23と、表示対象となる部屋を選択する部屋選択部24と、躯体形状選択部25と部品データ選択部26から取り出した躯体と部品の各々の3次元形状を部屋毎に分類したシーンを構築するシーン構築部27とを設ける。
請求項(抜粋):
平面図上で部屋の境界線を頂点位置を順次指定した折れ線の集合として入力する境界線入力部と、複数の上記折れ線に囲まれた閉領域を検出し部屋として登録する部屋登録部と、上記折れ線の各線分を3つ以上の部屋に隣接しないように分割した小線分を壁の2次元形状とする線分分割部と、上記小線分を対話的に選択し削除することにより不要な壁を取り除く不要壁削除部と、閉領域及び小線分のそれぞれの頂点位置からなる平面図情報を保存する平面図情報保存部と、上記平面図情報を用いて閉領域及び小線分を画面表示する平面図表示部と、上記小線分の周囲に壁厚を用いた矩形領域を生成する矩形領域生成部と、部屋ごとに上記閉領域と上記矩形領域との重なり領域を算出しその部屋の壁領域とする壁領域算出部と、部屋ごとに上記閉領域から上記壁領域を除いた領域を算出しその部屋の床領域とする床領域算出部と、上記壁領域を鉛直上向きに壁高だけ平行移動した掃引体を壁の3次元形状とする壁立上げ部と、上記床領域に床高及び天井高を付加することによりそれぞれ床及び天井の3次元形状を生成する床天井生成部と、壁、床及び天井からなる躯体の3次元形状を保存する躯体形状保存部と、調度品や照明器具からなる部品の3次元形状と光源の配光特性を保存する部品データ保存部と、3次元表示の対象となる部屋を複数選択する部屋選択部と、上記部屋選択部で選択した部屋の躯体の3次元形状を躯体形状保存部から取り出す躯体形状選択部と、上記部屋選択部で選択した部屋内部に3次元形状の全体または一部が存在する部品の3次元形状を前記部品データ保存部から取り出す部品データ選択部と、上記躯体形状選択部と上記部品データ選択部から取り出した躯体及び部品のそれぞれの3次元形状を部屋ごとに分類したシーンを構築するシーン構築部と、上記シーンを対象に光源の配光特性を用いて躯体及び部品の表面照度を算出する照度算出部と、上記表面照度を保存する照度保存部と、上記シーンについて隠面処理を実行し可視面を算出する隠面処理部と、画素に対応する上記可視面の表面色と上記表面照度の積を表示輝度として表示する3次元表示部を備えたことを特徴とする画像表示装置。
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