特許
J-GLOBAL ID:200903003925359348

タスク実行制御装置、タスク実行制御方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-339329
公開番号(公開出願番号):特開2007-148582
出願日: 2005年11月24日
公開日(公表日): 2007年06月14日
要約:
【課題】互いに優先関係の無いタスク集合間においても、1のタスクが優先度の関係がない他のタスクによって長時間待機状態にされることを防ぐ。【解決手段】複数のタスクのうち、第1のタスクがクリティカルセクションに入って排他的処理を実行しているときに、他のタスクである第2のタスクからクリティカルセクションに入ろうとする要求があった場合、タスク集合判定部201は、第1のタスクと第2のタスクとが同じタスク集合に属するか否かを判定する(ステップS100)。 ステップS100にて、第1のタスクと第2のタスクとが異なるタスク集合に属すると判定された場合(ステップS100:NO)、優先度制御部202は、第1のタスクの優先度を、第1のタスクが属するタスク集合の中で最も高い優先度(P0)まで上げる(ステップS103)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複数のタスクから成るタスク集合を複数管理し、同一のタスク集合内の各タスクについては、タスク毎に設定された優先度に基づき実行すべきタスクを逐次選択することにより各タスクを逐次実行するタスク実行制御装置であって、 第1のタスクが、前記複数のタスク集合で共用する共用資源にアクセスしているとき、第2のタスクが当該共用資源にアクセスしようとすると、前記第1のタスクと第2のタスクとが同じタスク集合に属するか否かを判定するタスク集合判定手段と、 (a)前記第1のタスクと第2のタスクとが同じタスク集合に属すると判定された場合、さらに前記第1のタスクの優先度と前記第2のタスクの優先度とを比較して、当該第2のタスクの優先度のほうが高い場合にのみ、前記第2のタスクの優先度を前記第1のタスクに継承するとともに、 (b)前記第1のタスクと第2のタスクとが異なるタスク集合に属すると判定された場合、前記第1のタスクの優先度を所定値だけ上げる優先度制御手段とを含む ことを特徴とするタスク実行制御装置。
IPC (1件):
G06F 9/48
FI (1件):
G06F9/46 452B
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る