特許
J-GLOBAL ID:200903003938866680

音響伝達特性測定装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-236816
公開番号(公開出願番号):特開平8-101061
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 音響管のように限られた空間内の測定点と音波が放射する放射端との間の音響伝達特性を精度よく測定することができるような音響伝達特性測定装置および方法を提供する。【構成】 音響伝達特性測定装置9は、プローブマイクロホン(M1)23,(M2)25で構成される二点音圧検出部13で測定点近傍の二点の音圧を検出し、測定点体積流演算部15で測定点の体積流を演算し、マイクロホン(M3)33で構成される放射端音圧検出部17で放射端の音圧を検出し、放射端体積流演算部19で放射端の体積流を演算し、音響伝達特性演算部21が求められた測定点の体積流と求められた放射端の体積流との比を求めて、音響伝達特性49を得る。
請求項(抜粋):
中空体の一端側から他端側へ向けて音源からの音波が送り込まれ、音波が放射される前記中空体の他端の放射端と前記中空体内の前記一端および前記他端間の所定の一点の測定点との間の音響伝達特性を測定する音響伝達特性測定装置であって、前記測定点の近傍の二点であって前記測定点から一端側および他端側に互いにずれた第1および第2の点それぞれでの音圧を検出する二点音圧検出手段と、前記放射端での音圧を検出する放射端音圧検出手段と、前記二点音圧検出手段が検出した前記第1の点での音圧と前記第2の点での音圧とに基づいて、前記測定点での体積流を求める測定点体積流演算手段と、前記放射端音圧検出手段が検出した前記放射端での音圧に基づいて、前記放射端での体積流を求める放射端体積流演算手段と、前記測定点体積流演算手段が求めた前記測定点での体積流と前記放射端体積流演算手段が求めた前記放射端での体積流との比を求めて前記放射端と前記測定点との間の音響伝達特性を求める音響伝達特性演算手段とを備えた、音響伝達特性測定装置。

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