特許
J-GLOBAL ID:200903003944799391

免震支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143563
公開番号(公開出願番号):特開平9-184540
出願日: 1990年08月27日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 交通振動などの微振動から、中・大規模の地震まで優れた減衰効果を発揮する免震支持装置を提供する。【解決手段】 免震支持装置1は、粘弾性体5と補強板6とを交互に積層してなり、免震支持装置1の中央部には、積層方向に貫通する中空部8が形成されており、中空部8内には、周囲に粘弾性層9を有する鉛体10が密に封入されている。
請求項(抜粋):
粘弾性体と補強板とを交互に積層してなる荷重支承部と、この荷重支承部内に配されるエネルギー吸収部とを具備しており、上部構造と下部構造との間に介装されて使用される免震支持装置であって、エネルギー吸収部は、荷重支承部に設けられた中空部に封入された鉛体と、当該中空部において荷重支承部に取り囲まれる一方、鉛体を取り囲んで、荷重支承部と鉛体との間に介装された粘弾性層とを具備しており、微振動又は小規模の地震等による上部構造と下部構造との間の相対的な小さい水平変位では、この水平変位を粘弾性層により吸収させて、鉛体への当該水平変位の伝達を禁止し、当該水平変位を越える大規模の地震等による上部構造と下部構造との間の相対的な大きい水平変位では、粘弾性層を介して鉛体へ当該水平変位を伝達して、鉛体を塑性変形させて、この鉛体の塑性変形により水平変位エネルギーを吸収するようにした免震支持装置。
IPC (3件):
F16F 15/04 ,  E04B 1/36 ,  E04H 9/02 331
FI (3件):
F16F 15/04 A ,  E04B 1/36 D ,  E04H 9/02 331 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-176776

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