高濃度現像方法

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：鈴木郁男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-183348
公開番号（公開出願番号）：特開平5-006100
出願日： 1991年06月28日
公開日（公表日）： 1993年01月14日
要約：

【要約】【目的】磁性キャリヤとトナーとから成る二成分系現像剤を使用する従来の現像システムの欠点を解消し、細線やドットの画像再現性を向上させ、トナー飛散のみならずキャリヤ飛散を防止し、しかも画像濃度をも顕著に向上させ得る現像方法を提供する。【構成】磁性キャリヤとトナーとから成る二成分系現像剤を現像器からスリーブにより現像域に搬送し、現像域において静電潜像担持体上の静電潜像を現像し、現像済の現像剤を現像器に循環することから成る現像方法において、現像域における現像条件を「数1」を満足するように設定すると共に、現像スリーブ-静電潜像担持体間に静電潜像と同極性で静電潜像の最高電位-最低電位間で交互電界を形成する交流電圧を印加して現像を行い、且つトナーとして平均粒子径が8乃至10μmで、平均粒子径の1/2以下のものが全体の3重量%以下である粒度分布を有するトナーを使用する。

請求項（抜粋）：

磁性キャリヤとトナーとから成る二成分系現像剤を現像器からスリーブにより現像域に搬送し、現像域において静電潜像担持体上の静電潜像を現像し、現像済の現像剤を現像器に循環することから成る現像方法において、現像域における現像条件を式【数1】75>M((T/D)*(1/ρt)+(C/D)*(1/ρc))/H>30式中、Mは現像剤のスリーブ単位面積当りの塗布量(g/cm2 )であり、Hは感光体ドラムとスリーブと最も近接する距離(cm)であり、T/Dは現像剤中のトナー濃度重量分率(%)であり、C/Dは現像剤中のキャリヤ濃度重量分率(%)であり、ρt はトナーの真密度(g/cm3 )であり、ρc はキャリヤの真密度(g/cm3 ) である、を満足するように設定すると共に、現像スリーブ-静電潜像担持体間に静電潜像と同極性で静電潜像の最高電位-最低電位間で交互電界を形成する交流電圧を印加して現像を行い、且つトナーとして平均粒子径が8乃至10μmで、平均粒子径の1/2以下のものが全体の3重量%以下である粒度分布を有するトナーを使用することを特徴とする現像方法。

IPC (3件)：

G03G 15/09 , G03G 9/087 , G03G 13/08

引用特許：

審査官引用 (3件)

特開平3-013975
特開昭58-186768
特開昭62-192757

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