特許

J-GLOBAL ID：200903003957669209

油汚染土壌洗浄設備

発明者： 山内 真二 ,  野崎 茂 ,  平井 明子 ,  牛尾 亮三 ,  市川 五朗 ,  山崎 健司
出願人/特許権者： 住友金属鉱山株式会社
代理人 (1件)： 宮川 清 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-052841
公開番号（公開出願番号）：特開2003-251330
出願日： 2002年02月28日
公開日（公表日）： 2003年09月09日
要約：

【要約】【課題】 汚染土壌に加水して形成したスラリーに含まれる土壌を効率良く分級して、油分の含有率の少ない土壌粒子を取り出すとともに、処理中のスラリー及び処理済水を循環利用すること。【解決手段】 油が付着した汚染土壌は洗浄装置1で処理済水と混合・攪拌されてスラリーとなり、土壌から油分が剥離される。スラリーは湿式振動篩2の前段で壊砕スプレー3からの噴射によって土壌の塊が壊砕され、後段で洗浄スプレー4から土壌の大粒径分に処理済水が噴射され、大粒径分に付着した油分が除去される。一方、土壌の粒子を含むスラリーは篩下スラリー槽6内に落下し、処理中のスラリーによって濃度が調整され後、一次サイクロン10で効率良く分級され、細粒分を含むスラリーは排水処理設備27に移送される。また、細粒分はサイクロンの壁面に摺擦されたり粒子同士が摺り合わされて表面の油分が剥離され、その後二次サイクロン18で再び分級及び洗浄される。

請求項（抜粋）：

油分に汚染された土壌に加水し攪拌及び混合してスラリーとするとともに前記土壌の洗浄を行う洗浄装置と、前記スラリーが供給され、該スラリーから大粒径分を除去する振動篩と、前記振動篩を通過したスラリーに含まれる土壌の粗粒分と細粒分とを分離するサイクロンと、前記サイクロンによって分離された細粒分を含むスラリーから、土壌の細粒分及びこれに付着する油分を除去する排水処理装置とを備え、前記振動篩は、前記振動篩を通過したスラリーの一部を、該振動篩の前段における篩上のスラリーに噴射する壊砕スプレーと、前記排水処理装置で処理された処理水を、該振動篩の後段において篩上に残留する土壌粒子に噴射する洗浄スプレーとを有することを特徴とする油汚染土壌洗浄設備。

IPC (3件)：

B09C 1/04 ZAB ,  B03B 5/02 ,  B03B 5/28

FI (3件)：

B03B 5/02 ,  B03B 5/28 B ,  B09B 5/00 ZAB S

Fターム (25件)：

4D004AA41 ,  4D004AB02 ,  4D004AC05 ,  4D004CA10 ,  4D004CA12 ,  4D004CA13 ,  4D004CA15 ,  4D004CA40 ,  4D004CB05 ,  4D004CB09 ,  4D004CB13 ,  4D004CB21 ,  4D004CB26 ,  4D004CB50 ,  4D004CC03 ,  4D004DA02 ,  4D004DA10 ,  4D004DA11 ,  4D004DA12 ,  4D071AA05 ,  4D071AA53 ,  4D071AB14 ,  4D071AB48 ,  4D071CA01 ,  4D071DA20