特許
J-GLOBAL ID:200903003960402175

プリフォームの製造方法、プリフォームの製造装置およびプリフォーム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 信一 ,  野口 賢照 ,  斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-263282
公開番号(公開出願番号):特開2006-076158
出願日: 2004年09月10日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】3次元形状を有するプリフォームを、自動的、正確に効率良く製造するプリフォームの製造方法。【解決手段】下記(A)〜(E)の工程を含むプリフォームの製造方法。(A)工程:強化繊維糸条がロール巻きの状態から基材を巻き出す巻き出し工程。(B)工程:強化繊維長手方向に対し所定のズレ角を持った方向に所定の間隔で裁断し、平行四辺形状の強化繊維基材を形成する裁断工程。(C)工程:各層内において互いに平行し、各層間では糸条が所定角度ずつズレを持った状態になるよう長手方向に連続したシート状の積層体を形成する積層工程。(D)工程:強化繊維基材の積層体を加熱し、樹脂材料(イ)を軟化させ、圧力を加えて強化繊維基材どおしを部分的に接着する接着工程。(E)工程:(D)工程の接着積層体を、所定の型に沿わせて変形させ該変形状態で加熱・加圧をすることにより該接着積層体を該型形状に賦形する賦形工程。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数本の強化繊維糸条を一方向に並行するように引き揃えて形成された布帛形態を有しかつ、少なくとも該布帛の表面に熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂材料(イ)を布帛100重量部に対して1〜20重量部の範囲内で付着させてなる一方向性強化繊維基材を用い、該一方向性強化繊維基材を複数枚積層し、積層した該一方向性強化繊維基材どおしを互いに接着して所望の形状にせしめてプリフォームを製造する方法において、下記(A)〜(E)の工程を含むことを特徴とするプリフォームの製造方法。 (A)工程:強化繊維糸条が該強化繊維基材長手方向に延在する方向で巻かれてなるロール巻きの状態から、強化繊維基材を巻き出す巻き出し工程。 (B)工程:巻き出した強化繊維基材を、強化繊維長手方向に対し所定のズレ角を持った方向に所定の間隔で裁断し、平行四辺形状の強化繊維基材を形成する裁断工程。 (C)工程:各層内においては強化繊維糸条が互いに平行し、かつ、各層間では強化繊維糸条が互いに所定角度ずつズレを持った状態になるよう、少なくても前記(B)工程の裁断した強化繊維基材を供給、積層することにより、長手方向に連続したシート状の積層体を形成する積層工程。 (D)工程:強化繊維基材の積層体を加熱し、前記熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂材料(イ)を軟化させ、かつ、圧力を加えて強化繊維基材どおしを積層厚さ方向に少なくとも部分的に接着せしめて接着積層体を得る接着工程。 (E)工程:前記(D)工程により得られた接着積層体を、所定の型に沿わせて変形させ、該変形状態で加熱・加圧をすることにより該接着積層体を該型形状に賦形する賦形工程。
IPC (1件):
B29C 43/20
FI (1件):
B29C43/20
Fターム (17件):
4F204AA36 ,  4F204AD02 ,  4F204AD04 ,  4F204AD16 ,  4F204AD35 ,  4F204AG01 ,  4F204AG03 ,  4F204AH17 ,  4F204AH28 ,  4F204AH31 ,  4F204FA01 ,  4F204FB01 ,  4F204FB22 ,  4F204FG02 ,  4F204FG09 ,  4F204FN11 ,  4F204FN17
引用特許:
出願人引用 (9件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る