特許
J-GLOBAL ID:200903003969025650

コネクタ構造およびコネクタ接続異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-291164
公開番号(公開出願番号):特開2006-107863
出願日: 2004年10月04日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【課題】 コネクタの半挿し等の機械的な嵌合状態の異常を含めて雄端子と雌端子との間の接続異常を検知できるコネクタ構造およびコネクタ接続異常検出装置を提供する。【解決手段】 雄端子2の摺接面7を抵抗値R〔Ω〕の摺接面7aと抵抗値0〔Ω〕の摺接面7bとに差別化し、監視回路13によって雄端子2と雌端子3との間の電気抵抗を反映した電気的な特性、例えば、プル・ダウン抵抗14の両端の電位差を測定する。雄端子2と雌端子3との嵌合が完全な状態にあるときは基部側の摺接面7bが雌端子3と接続して抵抗値が0〔Ω〕となる一方、雄端子2と雌端子3との嵌合が不完全な状態(半挿しの状態)にあるときは先端側の摺接面7aが雌端子3と接続して抵抗値がR〔Ω〕となり、また、完全な未嵌合状態では抵抗値が∞〔Ω〕となるので、プル・ダウン抵抗14の両端の電位差を測定することで、雄端子2と雌端子3との嵌合状態が的確に検知される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
雄端子と雌端子を備えたコネクタ構造であって、前記雄端子と前記雌端子との嵌合が完全な状態にあるときに前記雄端子と前記雌端子との間の電気抵抗が最小となる一方、前記雄端子と前記雌端子との嵌合が不完全な状態で維持されると、前記雄端子と前記雌端子との間の電気抵抗が、前記最小の電気抵抗よりも大きくなるように、少なくとも、前記雄端子における前記雌端子との摺接面もしくは前記雌端子における前記雄端子との摺接面の材質が、前記雄端子と前記雌端子との間の相対的な挿抜方向において差別化されていることを特徴としたコネクタ構造。
IPC (2件):
H01R 13/64 ,  H01R 13/03
FI (2件):
H01R13/64 Z ,  H01R13/03 D
Fターム (8件):
5E021FA05 ,  5E021FB02 ,  5E021FB07 ,  5E021FB13 ,  5E021FC38 ,  5E021JA07 ,  5E021JA20 ,  5E021KA13
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 実開平3-82574号公報(第1図)
  • 特開昭57-150015号公報(第1図)
審査官引用 (3件)
  • コネクタの着脱検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-324096   出願人:株式会社三協精機製作所
  • インターフェース接続装置およびその接続方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-338352   出願人:キヤノン株式会社
  • 端 子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-123026   出願人:株式会社オートネットワーク技術研究所, 住友電装株式会社, 住友電気工業株式会社

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