特許
J-GLOBAL ID:200903003969273629

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267127
公開番号(公開出願番号):特開平9-109612
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 傾斜ベルト層と周回ベルト層との積層構造になる空気入りタイヤのトレッド補強に関してトレッドゴム層にその溝部の底の近傍で発生しタイヤの幅方向に進展し勝ちなゴム亀裂を適切に抑制し、トレッドゴムのはく離(チャンクアウト)防止性能を高めようとするものである。【解決手段】 周回ベルト層の整列ワイヤにらせん形に形付けされたスチールフィラメントを用いるとともに、周回ベルト層に隣接するゴム層又は周回ベルト層の被覆ゴムがトレッドゴム層と接する境界が、トレッドゴム層の溝部の近傍において凸凹形状を呈する界面よりなるものとしたこと。
請求項(抜粋):
少なくとも一対のビードコア間にまたがってトロイド状をなすカーカスのクラウン部外周で、タイヤ赤道面に対し傾斜して延びる多数本のコード又はフィラメントを配列した一層の傾斜ベルト層及び、この傾斜ベルト層上に位置してタイヤ赤道面に対し実質上平行な整列ワイヤの巻付け配列になる少なくとも一層の周回ベルト層を、トレッドゴム層との間に具備する空気入りラジアルタイヤにおいて、周回ベルト層の整列ワイヤがらせん形に形付けされたスチールフィラメントからなり、かつ整列ワイヤの被覆ゴムの体積弾性率が200Kgf /mm2 以上であって、この周回ベルト層に隣接するゴム層又は周回ベルト層の被覆ゴムと上記トレッドゴム層との相接する境界が、トレッドゴム層の少なくとも溝部の近傍において凸凹形状を呈する界面よりなることを特徴とするベルト構造の耐久性能を増強した空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 9/18 ,  B60C 9/20
FI (2件):
B60C 9/18 N ,  B60C 9/20 E

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