特許
J-GLOBAL ID:200903003970583992
デイーゼルエンジンのアイドル回転制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-153522
公開番号(公開出願番号):特開平5-001603
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】アイドルアップモードから通常アイドルモードへ復帰する際に、運転状況の経時変化等により燃料温度が上昇していても、実回転速度が通常アイドル時の目標回転速度よりも下がり過ぎるのを抑制する。【構成】アイドル回転制御装置は、回転数センサ35、電磁スピル弁23、エアコンスイッチ65、ニュートラルスイッチ66、水温センサ75、アイドルアップスイッチ67等を備えている。CPUは積分制御量と見込制御量とを用いたフィードバック制御にて、実回転速度が目標回転速度となるように電磁スピル弁23を制御する。CPUは、アイドルアップモードから通常アイドルモードへの復帰の際に、アイドルアップ開始直前の先の通常アイドル時の積分制御量を、アイドルアップ時の積分制御量の変化量に基づいて補正して、今回の通常アイドル時の積分制御量の初期値とする。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンへの燃料噴射量を調整することにより、同ディーゼルエンジンの回転速度を調整する回転速度調整手段と、前記ディーゼルエンジンの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段によるディーゼルエンジンの運転状態に応じた目標回転速度を設定する目標回転速度設定手段と、前記ディーゼルエンジンの通常アイドルモードからアイドルアップモードへの移行又はアイドルアップモードから通常アイドルモードへの復帰を検出するモード変更検出手段と、前記モード変更検出手段によりモード変更を検出したとき、前記目標回転速度設定手段による目標回転速度を強制的に所定分だけ上昇又は下降させる設定回転速度変更手段と、前記回転速度検出手段による回転速度が、前記設定回転速度変更手段により上昇又は下降された目標回転速度になるように、積分制御量を用いたフィードバック制御にて前記回転速度調整手段を制御する回転速度制御手段と、アイドルアップモードから通常アイドルモードへの復帰の際に、アイドルアップ開始直前の先の通常アイドル時の積分制御量を、アイドルアップ時の回転速度制御手段での積分制御量の変化量に基づいて補正して、今回の通常アイドル時の積分制御量の初期値とする初期値設定手段とを備えたことを特徴とするディーゼルエンジンのアイドル回転制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/16
, F02D 1/02
, F02D 41/08 380
, F02D 41/40
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