特許
J-GLOBAL ID:200903003976446571

自動変速機のエアブリーザ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274222
公開番号(公開出願番号):特開平10-103453
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 急激な温度上昇、オイルの過剰な充填、および消泡剤の混合し忘れという悪条件が重なった場合でも通気構造を通じた正常な空気の出入りが妨げられない自動変速機のオイルブリーザ構造を提供する。【解決手段】 トランスミッションケース11側の空間とエクステンションケース12側の空間を仕切る隔壁部13の上部に第2貫通孔23を形成する。オイルが発泡して油面高さが上昇し、第1貫通孔14がオイルに沈んだ状態でも、第2貫通孔23を通じて相互の上部空間が圧力バランスを回復するから、トランスミッションケース11側の圧力上昇が第1貫通孔14を通じてエクステンションケース12側にオイルを押し出して、エクステンションケース12の油面を上昇させて溝構造25の高さに達する事態が回避される。
請求項(抜粋):
自動変速機の変速機構を格納する第1筐体部と、下部に第1連通孔を設けた隔壁部によって第1筐体部から仕切られた第2筐体部と、第2筐体部を外気に連通させて内外の気圧差を相殺する通気構造とを有する自動変速機のエアブリーザ構造において、第1筐体部の上部空間と第2筐体部の上部空間とを連通させて相互の圧力をバランスさせる第2連通孔を前記隔壁部に設けたことを特徴とする自動変速機のエアブリーザ構造。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭53-134168
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-134168

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