特許
J-GLOBAL ID:200903003982130438

動き補償装置及びこれを用いた符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-005071
公開番号(公開出願番号):特開平6-217344
出願日: 1993年01月14日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】輝度成分と色成分とのサンプリング比率が大きい場合でも、動き補償単位を小さくして予測誤差を低減し符号化効率を向上させる。【構成】ブロック変換回路20は輝度成分を8画素×8画素のブロック単位で且つ2×2の4ブロック単位で出力し、色差成分を4画素×8画素の(1/2)ブロック単位で出力する。Cブロック変換回路21は色差成分をブロック単位に変換し、DCT回路4はブロック単位でDCT処理を行う。一方、動きベクトル検出回路15はブロック変換回路20の出力から輝度4ブロック単位で動きベクトルを求める。Cブロック変換回路22はローカルデコードデータを(1/2)ブロック単位に変換して動き補償回路12に与え、動き補償回路12は(1/2)マクロブロック単位で動き補償する。すなわち、動き補償の単位が従来の1/2となり、動き補償精度が向上して予測誤差が低減し、符号化効率が向上する。
請求項(抜粋):
輝度成分と色成分とが所定のサンプリング比でサンプリングされた現画像データが与えられ、前記現画像データの輝度成分と色成分とのサンプリング比の2倍以上の画素数で構成されるブロックを最小単位とするブロックよりも小さい画素数の輝度ブロック単位で前記輝度成分を出力する第1のブロック変換手段と、前記現画像データの色成分を前記輝度ブロックに対応する大きさの色ブロックに変換する第2のブロック変換手段と、前記第1のブロック変換手段からの輝度ブロックを所定期間遅延させて所定期間以前の前画像の輝度ブロックを出力する遅延手段と、前記第1のブロック変換手段から前記現画像の輝度成分が輝度ブロック単位で与えられ前記遅延手段から前画像の輝度成分が輝度ブロック単位で与えられて輝度ブロック単位で動きベクトルを求める動きベクトル検出手段と、前記前画像が与えられ前記動きベクトル検出手段が求めた動きベクトルを用いて輝度成分及び色成分を夫々輝度ブロック単位及び色ブロック単位で動き補償する動き補償手段とを具備したことを特徴とする動き補償装置。
IPC (4件):
H04N 11/04 ,  G06F 15/66 330 ,  H03M 7/30 ,  H04N 7/137

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