特許
J-GLOBAL ID:200903003983150939

ワーク表面の精密仕上げ用ツールヘッド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-284690
公開番号(公開出願番号):特開平10-113803
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 ヒステリシスがなくツールヘッドまたはワークが回転する間にワークの表面を精密に切削することができるツールヘッド装置を提供すること。【解決手段】 回転しているワーク14の表面を精密に切削するためのツールヘッド10がバイト12を有し、このバイトは、磁歪作用によって伸びるように挙動する伸縮ロッドで構成された直動式駆動部材36と電磁コイル32とからなる駆動体37および駆動運動を調整運動に変換する変換部材22によって、復元ばね力に抗してワーク14に対する初期位置から作動位置へ動くことができるようになっている。バイト12を初期位置から機械加工位置へ調整するために、磁歪原理によって作動する伸縮ロッド36が駆動部材として用いられる。
請求項(抜粋):
ツールヘッドまたはワークが回転する間にワークの表面を精密に切削するためのツールヘッドであって、直動式の駆動部材を有した駆動体と駆動運動を調整運動に変える変換部材とにより、ワークに対して初期位置から調整位置へ復元ばね力に抗して動くことができるようになっている切削工具が組みこまれたツールヘッド装置において、初期位置から調整位置への切削工具の動きを調整するための前記駆動部材は軸方向に伸縮変位する磁歪式伸縮ロッドであり、その伸縮ロッドは調整力伝達部材と組み合わせて配置され、切削工具の初期位置と復元ばね力により予め与えておく押圧力とを連続的に調整できるようにしたことを特徴とするワーク表面の精密仕上げ用ツールヘッド装置。

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