特許
J-GLOBAL ID:200903003985333445

冷媒凝縮器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072059
公開番号(公開出願番号):特開平7-043045
出願日: 1994年04月11日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、凝縮器での凝縮能力を負荷にあわせて変動させ、低負荷時には凝縮器内の凝縮圧力を所定圧力以上に保つことのできる冷媒凝縮器を提供することを目的とする。【構成】 凝縮器2の入口側ヘッダ15の上層部に第1の配管17を接続し、この第1の配管はU字形状部17aと立ち上がり部17bとを有している。またヘッダ15の下層部には第2の配管が接続されている。高負荷時は冷媒の流速が大きいので、冷媒に混入された潤滑油が前記立ち上がり部17bを上昇していけるが、低負荷となり冷媒の流速が小さくなると、立ち上がり部17bを潤滑油が上昇していけず、U字形状部17aに停留し第1の配管17を遮断する。したがって第2の配管のみから冷媒は凝縮器2に流入することになる。
請求項(抜粋):
圧縮機、減圧手段、および蒸発器とともに冷凍サイクルを構成する冷媒凝縮器であって、内部を流れる冷媒が、外部を流れる熱交換媒体と熱交換して放熱する上下方向に積層された複数のチューブと、この複数のチューブ間に配設された放熱性能を向上させるためのフィンとにより構成された熱交換部と、前記圧縮機から吐出された高温高圧のガス状冷媒を、前記熱交換部の一部に導入させる第1の冷媒導入通路と、前記圧縮機から吐出された高温高圧のガス状冷媒を、前記熱交換部の残りの部位に導入させる第2の冷媒導入通路と、前記第2の冷媒通路の途中に冷媒中に混入された潤滑油を停留させるための潤滑油停留部を設け、冷媒の流量が所定値以下のときに、前記潤滑油停留部に潤滑油が停留し、前記第2の冷媒通路がこの停留した潤滑油によって遮断され、前記圧縮機より導入された冷媒が前記熱交換部の一部にのみ導入されることを特徴とする冷媒凝縮器。
IPC (4件):
F25B 39/04 ,  F25B 1/00 381 ,  F25B 1/00 387 ,  F25B 6/02

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