特許
J-GLOBAL ID:200903003988926579

平面の技術的曲線ないし等高線を形成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福村 直樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-514689
公開番号(公開出願番号):特表平8-504984
出願日: 1993年12月23日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】本発明は、技術的画像を表示するための平面の曲線ないし等高線を形成する方法に関し、該方法は、パラメトリック多項式および有理式ベジエ曲線によるデジタル化によって、x-y平面上に、互に随縦(隣接)するラスター点を、可能な限り少ない簡単な計算操作によって造り出すものである。一つの曲線のパラメトリック数式が、一つの三次元多項式を有する陰関数式r(x,y)=0に変換され、形成されるべき曲線弧は(必要な場合には)断片に分断され、その中で、関数x'(t),y'(t),x'(t)+y'(t)およびx'(t)-y'(t)のいずれにおいても、前記号(+または-)の変更は起こらず、f=0によって与えられる曲線自己交差は起こらない。各断片において、該曲線の近くで既に形成されたラスター点から始めて、次のラスター点が二つの、一座標軸または同時に両方の座標軸における増加によって到達される点が選ばれ、その中で、両候補者の間の中央点におけるfの前記号が決定される。この方法は10個のパラメーターを必要とし、それはラスター点1個につき6回の加算によって更新される。本発明の応用はレーザー照射装置(プリンター、プロッター)、電子線ならびにレントゲン線を使用するマイクロ平板印刷、マイクロシステ技術、バイナリー光学および集積光学、光波伝播装置、2D-ロボット操縦装置、印刷技術、および投影の視覚化である。
請求項(抜粋):
技術的画像の表示のための、平面の曲線ないし等高線を形成する方法であって、コントロール点 x<SB>i</SB>=(x<SB>i</SB>,y<SB>i</SB>)(0<=i<=3)重み p,q>0バラメーター t ただし0<=t<=1を有する式の形を有ずるパラメトリックな有理式または多項式立体ベジエ曲線(複数)のデジタル化のために、これら曲線が八分円円弧に分断され、それら八分円円弧の境界が、曲線の点(複数)におけるパラメーターtによって決定され、その場合に曲線が傾斜0,∞または-1を有し、次いで、曲線がパラメーター化から解放されるように、陰関数式f(x,y)=0に変換され、ベジエ曲線の付加的曲線部分が、そのf(x,Y)=0でそれ自身交差する位置で生起し、その後で、すべての分断点の座標が対応するパラメーター値から得られ、その場合に、分断点が始めの曲線の起点と終点とともに、すべでの個々の円弧の起点と終点を形成し、すべてのこれらの弧が3個の軸x=0,y=0 またはX=y の1個以上で鏡像関係によって標準姿勢(位置)にもたらされ、デジタル近似の形成が、円弧の起点に隣るラスター点(x<SB>0</SB>,y<SB>0</SB>)の決定によって開始され、八分円分割と鏡像関係が、弧の傾斜が常に、0と1の間にあることを保証し、ついで、関数f(x<SB>0</SB>+1,y<SB>0</SB>+1/2)が計算され、この計算と(x<SB>0</SB>+1,y<SB>0</SB>+1/2)のfの前記号がどのアスター点と円弧のテスト点の間を円弧が走るか決定することを可能にし、つづいて、ついで関数f(x<SB>0</SB>+1,y<SB>0</SB>+1/2)fの前記号の計算と評価が、どのラスター点とテスト点の間を円弧が通るか決定することを可能にし、ついで、このサスター点が円弧の終点に来るまで、次々の段階の開始点をなすことを特徴とする方法。

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