特許
J-GLOBAL ID:200903003992982726
データ圧縮伸張装置およびそれを用いた電子楽器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-199601
公開番号(公開出願番号):特開平5-046176
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 入力信号を高能率で圧縮伸張するデータ圧縮伸張装置およびそれを用いた電子楽器に関し、適応量子化値のビット数を増やさずに、従来以上に量子化誤差を減少させることを目的とする。【構成】 本来のPCMデータに基づく差分値は、従来よりnビット多い量子化ビットで量子化されたあと、その差分値の下位nビットがカットされる。そのあと、その差分値は、その差分値に対応して適応的に切り替わる変換テーブルに基づいて適応量子化され、メモリに記憶される。復号時には、変換テーブルから読み出された差分値は、PCMの本来の標本化周期の1/2n に相当する周期で2n 回ずつ順次累算され、再生信号として出力される。また、量子化誤差の累積を防止するために、各処理時における量子化誤差は、つぎに処理される入力に加算される。その結果、入力信号の標本化1回あたりの量子化誤差(量子化雑音)は、2n 回の周期に分散される。
請求項(抜粋):
入力信号を適応型差分PCM方式によって符号化するデータ圧縮装置において、前記入力信号の隣接する標本値間の第1の差分値を量子化するとともに、該量子化時の量子化誤差を順次つぎに量子化される第1の差分値に加算する差分値量子化手段と、nを2以上の自然数として、前記差分値量子化手段により前記各第1の差分値が量子化された時点において、量子化された前記各第1の差分値の下位nビットを順次切り捨てて第2の差分値を得るとともに、該切り捨てられた下位nビットを順次つぎに処理される第1の差分値に加算する下位ビット切り捨て手段と、該下位ビット切り捨て手段で得られた前記第2の差分値を適応量子化して適応量子化値を得るとともに、該適応量子化値を復号することにより適用量子化時に生ずる量子化誤差をつぎに適応量子化される前記第2の差分値に加算する適応量子化手段と、を有することを特徴とするデータ圧縮装置。
IPC (3件):
G10H 7/00
, G10L 9/18
, H03M 7/38
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