特許
J-GLOBAL ID:200903003993302028

土木構造物及びその構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-209420
公開番号(公開出願番号):特開2004-052309
出願日: 2002年07月18日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】コストの削減と作業能率の向上を可能にする土木構造物及びその構築工法を提供する。【解決手段】一対の外壁材は複数の短尺の鋼矢板で組み立てられ、その内側面の一定高さ位置毎にほぼ水平姿勢のアンカー材が段階的に複数本取り付けられ、前記鋼矢板は千鳥状配置に接合され水平方向の腹起こし材と結合して組み立てられ、前記外壁材の下部は、基礎コンクリートの上に溝形断面材である基礎梁が配置され、アンカー金具によって位置決めされており、前記アンカー金具及びこれと結合した斜めのサポート材により支柱が法面勾配で立てられ、前記支柱の間に腹起こし材が支持され、前記基礎梁の溝内に下端を挿入した第一段目の鋼矢板は前記腹起こし材と結合して支持され、前記構成の一対の外壁材の内側に前記硬化材が段階的に充填されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
土木構造物の長手方向の両側面位置に沿って並立し相対峙する一対の外壁材の内側にコンクリート等の硬化材を充填して構築された土木構造物であって、 前記一対の外壁材は複数の短尺の鋼矢板で組み立てられ、その内側面の一定高さ位置毎にほぼ水平姿勢のアンカー材が段階的に複数本取り付けられていること、 外壁材を構成する複数の短尺の鋼矢板は、水平方向に隣接するもの同士がジョイント部で繋がれ、且つ上下方向に突き合わせ接続されてその水平縁が上下左右方向に段違いの千鳥状配置に接合され、水平方向の腹起こし材と結合して組み立てられていること、 前記鋼矢板から成る外壁材の下部は、基礎コンクリートの上に、鋼矢板の下端を挿入できる上向きに開口した溝形断面材である基礎梁が配置され、同基礎コンクリートに固定したアンカー金具によって前記基礎梁が位置決めされており、前記アンカー金具及びこれと結合した斜めのサポート材により比較的短い支柱が法面勾配で立てられ、前記支柱の間に水平方向の腹起こし材が支持され、前記基礎梁の溝内に下端を挿入した第一段目の鋼矢板は前記腹起こし材と結合して支持されていること、 前記構成の一対の外壁材の内側に前記硬化材が段階的に充填されていること、をそれぞれ特徴とする土木構造物。
IPC (2件):
E02B7/02 ,  E02B3/10
FI (2件):
E02B7/02 B ,  E02B3/10

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