特許
J-GLOBAL ID:200903003996248210

コンパイル方法及びコンパイル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 市郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-296243
公開番号(公開出願番号):特開2007-108838
出願日: 2005年10月11日
公開日(公表日): 2007年04月26日
要約:
【課題】ループ長が不明な並列ループを並列実行による効果を得ることが期待できるときに並列実行を行わせ、並列実行による効果を得ることが期待できないときに逐次実行を行わせるようにループを並列化する。【解決手段】ソースプログラム101を入力として、スレッド間同期オーバーヘッド情報ファイル108とマシンサイクル数取得ライブラリ106を使用して、スレッドを並列処理の単位として共有メモリ型計算機上で実行可能なオブジェクトコード107を生成させるものであり、構文解析部103、並列化部104、コード生成部105から構成される。並列化部104は、並列可能ループの繰り返し1回目を実行して、ループ繰り返し1回のマシンサイクル数を取得して、並列実行の効果を得ることが期待できるループ長である閾値を決定するオブジェクトコードを生成する。これにより、実行情報採取方式より少ない開発時間で、静的決定方式より効率の良い並列実行をさせることが可能になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
共有メモリ型計算機で利用されるオブジェクトコードを生成するコンパイル方法において、コンパイル時にループ長が不明な並列ループに対して、ループの繰り返しの1回目だけを実行させて、ループの繰り返し1回の所要マシンサイクル数を取得し、その取得したマシンサイクル数をもとに並列実行の効果を得ることができるループ長の値を算出させ、この値により、並列実行か逐次実行かを切り分けることを特徴とするコンパイル方法。
IPC (1件):
G06F 9/45
FI (1件):
G06F9/44 322G
Fターム (1件):
5B081CC32
引用特許:
出願人引用 (1件)

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