特許
J-GLOBAL ID:200903004001087224
複素環式芳香族アニオン塩及びイオン性導電材料としてのその使用
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-529516
公開番号(公開出願番号):特表2000-508346
出願日: 1997年12月30日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】本発明は、アニオン荷が置換されたイオン性化合物及びこれらの化合物の使用に関する。本発明により開示される化合物は、全体の電気的中性を確保するために十分な数で、少なくとも1個のカチオン部分M+mと結合させたアニオン部分を含む。本アニオン部分は、基(A)及び(B):(式中、Y1、Y2、Y3、Y4及びY5は、カルボニル基、スルホニル基、チオカルボニル基、チオニル基、-C(=NCN)-基または-C(=C(CN)2)-基を表し;Zは、電気親和性基を表し;置換基RA、RB、RC及びRDの各々は、互いに独立して、一価若しくは二価の有機基であるか、またはポリマー鎖の一部であり、置換基RC及びRDの少なくとも一方は、過フッ素化基である)の1個から構成される。本化合物は、特にイオン性導電材料、導電性材料、着色料及び種々の化学反応の触媒に使用し得る。
請求項(抜粋):
化合物の電気中和性を確保するために十分な数の少なくとも1個のカチオン部分Mに結合した少なくとも1個のアニオン部分を含むイオン性化合物であって、Mはヒドロキソニウム、ニトロソニウムNO+、アンモニウム-NH4+、価数mを有する金属カチオン、価数mを有する有機カチオン、または、価数mを有する有機金属カチオンであることを特徴とし、且つ、アニオン部分は、式:(式中、Y1 、Y2、Y3、Y4及びY5は、互いに独立して、カルボニル基、スルホニル基、チオカルボニル基、チオニル基、-C(=NCN)-基または-C(=C(CN)2)-基を表し;Zは、フッ素原子のハメットパラメータに少なくとも等しいハメットパラメータを有する電気親和性基を表し;各置換基RA,RB,RC及びRDは、互いに独立して、一価若しくは二価の有機基を表すか、またはポリマー鎖の一部を表し、置換基Rc及びRDの少なくとも一方は、過フッ素化基である)のひとつに対応する芳香族複素環であることを特徴とする該イオン性化合物。
IPC (16件):
C07D239/60
, C07D285/00
, C07D285/16
, C07D319/06
, C07D417/10
, C07D417/14
, C07F 17/02
, C08F 2/00
, C08F 2/48
, C08F 4/00
, C08F 4/60
, C08F 12/22
, C08F 12/26
, C07D285/15
, C08G 59/68
, C08G 77/388
FI (15件):
C07D239/60
, C07D285/00
, C07D285/16
, C07D319/06
, C07D417/10
, C07D417/14
, C07F 17/02
, C08F 2/00 C
, C08F 2/48
, C08F 4/00
, C08F 4/60
, C08F 12/22
, C08F 12/26
, C08G 59/68
, C08G 77/388
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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JOURNAL OF GENERAL CHEMISTRY OF THE USSR, 1989, Vol.58, No.8(2), pp.1726-1727
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SYNTHESIS, 1983, No.5, pp.392-395
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LIEBIGS ANNALEN DER CHEMIE, 1990, No.10, pp.965-973
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